コロナ禍でもチャットレディ業界が人気の理由|働く際のポイント

以前よりチャットレディは、短時間でも高収入が得られる仕事として、本業・副業ともに女性からの人気が高い仕事でした。
日本国内でも新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続き、多くの業界が大打撃を受けるなかにおいても、その需要と人気は衰えていません。
求人募集も数多く出されており、さらに注目が集まっている仕事の一つです。

そこで今回は、チャットレディ業界が高い需要を保っている理由と今後の展望について、詳しく解説します。
チャットレディを始める際のポイントと、所属する事務所を選ぶ際に重視すべき点についても解説するため、チャットレディの仕事に興味がある人はぜひ参考にしてください。

1. コロナ禍でもチャットレディ業界の需要が高い理由

コロナ禍においては、多くの業種で自粛や休業といった影響が長引き、これまでの盛況ぶりに陰りを見せる業界も少なくありません。

このような状況下でも、チャットレディ業界の人気は衰退するどころか、女性側・男性側の双方から需要が高まっている状態です。

まずは、チャットレディ業界の需要が高い理由の4つを詳しく解説します。

1-1. お客さんと直接対面せずに仕事ができる

お客さんと直接対面せずに仕事ができる

新型コロナウイルス感染症が流行したことにより、感染を防ぐためのリモートワークが多くの企業で取り入れたことが話題となりました。
しかし、そもそもチャットレディの仕事は、常にインターネット上でのやり取りに終始しており、お客さんと直接触れ合うことがありません。

1日に何人接客しようとも、新型コロナウイルス感染症に感染する、もしくは感染させるおそれもありません。お客さんはもちろん、女性自身にとっても安心です。

外出自粛中であっても、お互いに神経を尖らせることなく気楽にやり取りができることもあり、双方の需要が高まっています。

1-2. 在宅で自分の都合に合わせて働ける

チャットレディは、用意された店舗に出勤して働く「通勤チャットレディ」と、完全在宅で働く「在宅チャットレディ」の2種類が存在し、勤務形態を自由に選択することが可能です。

在宅チャットレディとして働く場合は、自宅にパソコンやスマホを用意し、ライブチャットサイトに登録するだけでそのまま仕事を始めることができます。
好きな時間に稼働できるため、隙間時間を有効に活用して稼ぐことが可能です。

また、1時間おきや2時間おきなど、1日の時間配分をその日の都合に合わせて設定できることも、在宅のチャットレディが人気の理由と言えるでしょう。

1-3. 通勤の場合も三密を回避して働ける

通勤の場合も三密を回避して働ける

もともと、チャットレディが本格的に稼働する時間は、夕方~朝方にかけてが主流となっています。

そのため、通勤の勤務形態を選んだとしても、通勤・帰宅ラッシュを避けながら働くことが可能です。
また、多くの事務所ではチャットルームが完全個室となっており、勤務中に同僚と接触することがそれほどありません。

さらに、室内の換気や出勤時の手洗い・検温はもちろん、備え付けのパソコンや家具、使用するグッズ類の除菌・消毒は普段から徹底しているところがほとんどです。
店舗スタッフとチャットレディが協力して予防対策に励んでおり、安心して働ける職場が多いと言えるでしょう。

1-4. 工夫次第では高収入を目指せる

チャットレディは、完全出来高制の仕事です。
チャットルームに滞在するお客さんの人数と時間が、チャットレディの収入に直結します。

そのため、いかにお客さんを呼び込み長時間つなぎとめられるか、常連として通ってもらえるかといったことを考え、工夫して実践することが重要です。

ポイントの還元率が高いライブチャットサイトで、長時間の双方向チャットが成立するなどの好条件が揃えば、時給にして1万円を超えることも不可能ではありません。

2. コロナ禍でチャットレディ業界は今後どうなる?

コロナ禍でチャットレディ業界は今後どうなる?

新型コロナウイルス感染症の影響により、チャットレディ業界の需要は今後も伸びると予測されています。

コロナ禍においては、さまざまな業界や職種が大きな影響を受け、休業や撤退を余儀なくされました。
特に、飲食店やナイトワーク系の仕事に関しては、壊滅的な打撃を受けている店舗も少なくありません。

これまではキャバクラなどの接触性があるお店を利用していたお客さんが、コロナ禍を機にライブチャットの利用に切り替える例も増えています。
お客さんの需要が実店舗からネット上のチャットレディに切り替わるにつれ、女性の働き口としての人気も高まっている状況です。

また、テレワークの広がりによって、在宅時間やインターネット上の交流が普及しつつあることも、今後お客さんの増加が見込める理由となっています。

3. チャットレディを始める際のポイント

チャットレディとして働く場合、通勤・在宅といった勤務形態にかかわらず、注意しなければならない点がいくつかあります。
全体的に安全性の高い仕事とは言え、完全にトラブルと無縁というわけではありません。

ここでは、これからチャットレディを始めるにあたりおさえておくべきポイントを紹介します。

3-1. 身バレ対策を徹底する

各ライブチャットサイトでは、利用規約において動画や画面の撮影が禁止されています。
しかし、個人的な保存、あるいは拡散を目的として、出演中のチャットレディを撮影している人が存在することも事実です。

そのため、チャットを行う際は、万が一の際に身バレする確率を下げられるように、いつもと違った服装やメイクなどをすることをおすすめします。

また、配信中にうっかり個人情報を漏らさないように、自分自身が仕事環境に気を配ることも重要です。
会話の内容だけでなく、カメラに映り込む部屋からの情報や、周囲から聞こえる音などからでも、個人情報は割り出せます。
相手によっては、ストーカー事件に発展するリスクを否定できません。

どれほどお客さんと仲良くなっても、あくまでもネット上の関係性です。
決して素性を知られることのないよう、身バレ対策は普段から徹底しましょう。

3-2. 扶養から外れる場合は確定申告を行う

チャットレディの仕事は、高収入を得やすい分、扶養の適用条件から外れる可能性が高まります。
チャットレディが本業の場合は年間の所得が38万円以上、副業の場合は全所得の合計が103万円以上で配偶者控除が適用外となり、確定申告が必要となります。

扶養から外れる(確定申告が必要となる)条件
チャットレディが本業の場合 年間所得が38万円以上でとなる
チャットレディが副業の場合 全所得の合計が103万円以上

確定申告をせずにいた場合、税務署から支払いの催促や警告が来たり、延滞料が発生したりします。
身内に仕事先がバレてしまうことや、最悪の場合は脱税の容疑で逮捕されてしまうことがあるため、上記以上の所得を得た場合は、必ず確定申告を行いましょう。

なお、年間の合計所得が20万円以下であれば、扶養の内外に関わらず、確定申告自体が不要です。

4. 通勤・在宅の選択を柔軟に行える事務所を選ぶことも重要!

前述のとおり、チャットレディとして働く場合、通勤と在宅とで勤務形態を自由に選べるケースがほとんどです。

しかし店舗の立地によっては、通勤が困難となることも珍しくありません。
また、事務所によっては在宅のみ・通勤のみのどちらかしか選べないこともあるため、注意が必要です。

チャットレディの事務所を選ぶ際は、教育体制やサポート体制が整っていることが基準となります。
そのうえで、自分の意志で通勤・在宅の勤務形態を自由に決められるかどうかも確認することが大切です。

通勤を選択する際は、チャットルームや使用するグッズの清掃・消毒が行われているか、感染症対策が徹底されているかも併せてチェックしましょう。

まとめ

チャットレディは、お客さんと直接会うことなくすべてがインターネット上で完結できるため、新型コロナウイルス感染症などのウイルスに感染する可能性が低い仕事です。

今後も伸びていくことが予想されているため、工夫次第によっては、一般的な仕事よりも高収入のチャンスがあるだけでなく、より安定した給料を得られるでしょう。

これからチャットレディを始める人は、トラブルに巻き込まれないためにも、身バレ対策を徹底することをおすすめします。
ここまでの内容を参考に、ぜひ安心して高収入を得られるチャットレディ事務所を選んでください。

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