チャットレディは高収入を得られやすく気軽に始められるとして、本業・副業ともに人気のあるお仕事です。しかし、周囲に経験者がいない場合、チャットレディに対する知識は皆無であることがほとんどでしょう。
チャットレディについてネットで検索しても宣伝ばかりがヒットし、口コミや体験談なども極端なものが多く今一つ実態はつかめないという方もいるのではないでしょうか。
当記事では、「チャットレディのお仕事は実際に稼げるのか」「チャットレディのお仕事は本当に危険なのか」について解説します。また、高収入を目指す方法についても紹介しているため、チャットレディとして働くことを検討している方は、ぜひご覧ください。
1. チャットレディは稼げないという評判と実態
チャットレディを本業もしくは副業の候補として考えたとき、気になることの筆頭は仕事内容に見合った報酬がもらえるかどうかです。
口コミの中には、楽に稼げたという話から、待機時間が長くてなかなか稼げないという話まであります。そのため、実際に稼げるのかどうか分からず、求人への応募をためらっている方もいるでしょう。
ここでは、チャットレディは稼げるのかについて、詳しく解説します。
1-1. 初めてすぐ広告のように稼げるわけではない
チャットレディの募集広告などでは、「1日で3万円」や「時給5,000円」といった高い給与例が前面に出されています。しかし、すぐに広告にあるような高収入を得られる方は、ほんの一握りです。
チャットレディのお仕事は、常にコミュニケーション力が問われます。相手から指名されるのを待っているだけでは、高収入を得ることはできません。
お客さん側も高い料金を支払っている以上、よりよいサービスを受けたいと考えています。常連客に付いてもらうためには、自らを売り込むための努力と、ノウハウを身に付けなければなりません。
トップクラスの売れっ子になれば、会社員の月収をはるかに超える金額も狙えますが、多くの方から人気を得るためには、相応の工夫が必要となります。
1-2. 競争相手がいるため全員が高収入なわけではない
仕事としてチャットレディを選択する理由の一つに、高収入を得られることが挙げられます。しかし、競争相手となるチャットレディは多く、他のチャットレディも高収入を得るべく日々努力を行っています。
お客さんの数は有限であるため、常に奪い合いが発生している状況です。お客さん側にも女性の容姿や声、トーク内容の好みなどがあり、やる気だけで克服できるとは限らないため、チャットレディとして働く全員が高収入を得られるわけではありません。
2. チャットレディのお仕事は危険という評判と実態
チャットレディのお仕事は、高収入が望めて魅力的な半面、安全面も気になるところでしょう。ネット上の評判では、危険だという声も多くあります。
よくあるトラブルとして、「職場や家族、友人などにチャットレディだということがバレてしまった」「盗撮されて動画が流出・拡散してしまった」というものがあります。
実際に、このようなトラブルが後を絶たないことは事実です。しかし、自身でしっかりと対策を行うことで、ある程度のトラブルは未然に防げるでしょう。
ここからは、チャットレディのお仕事が危険であるかについて解説します。
2-1. 身バレのリスクは工夫次第で回避できる
チャットレディのお仕事の多くは、Webカメラなどを通してコミュニケーションを行います。画面越しとはいえ対面している以上、顔や身体的な特徴を覚えられてしまうことは避けられません。常に身バレのリスクがつきまとう職業ですが、工夫次第で回避できるでしょう。
個人情報を漏らさないことは、チャットレディとして働く上での鉄則です。しかし、職場が居住地域であれば、お客さんとしてきた相手が知人であることも考えられます。しかし、映る範囲を限定したり、プロフィールの情報を曖昧にしたりすることで、知人と対面してしまっても身バレするリスクを減らすことが可能です。
また、チャットレディのお仕事で一定以上の収入を得られたら、必ず確定申告を行わなければなりません。専業で働く場合、納税義務が発生する金額は年間38万円です。この際に確定申告を怠ってしまうと、税務署からの連絡が来ることで家族に職業がバレる可能性があります。
さらに、申告をしないままでは脱税行為となりかねないため、確定申告はきちんと行いましょう。
副業としての収入の場合、雑所得としての申告義務が発生する金額は年間20万円以上です。通常、税金の納付は本業として勤めている会社が行います。
確定申告の際に「特別徴収」を選択してしまうと、チャットレディとしての税金の納付も会社経由となるだけでなく、本来の納税額を超えると、会社に副業がバレてしまいます。
本業が別にある場合、「普通徴収」を選択することで、会社にバレる危険性を下げることが可能です。
2-2. 盗撮・流出のリスクには対策が必要
ライブチャットサイトで配信される動画や画像には、盗撮・流出のリスクが伴います。
大手運営会社のライブチャットサイトなどでは、動画がコピーできない仕組みとなっているなど、セキュリティ対策を行っているため、心配する必要はありません。また、登録時に厳重なチェックを行っているため、お客さんの質もよく、盗撮・流出の危険性はないといえます。
ただし、どれほどしっかり管理されたサイトであっても、万全とはいえません。セキュリティ対策が行われていても、動画や画像の盗撮・流出を完全に防げるわけではないため、自分自身でも身を守れるように対策を行う必要があります。
対策の一つとして最も有効な手段は、顔出しをせずにチャットをすることです。顔出しをしたほうが、お客さんは付きやすくなります。しかし、動画や画像が盗撮・流出するリスクの回避を最優先に考えた場合、自身の露出は最小限に抑えたほうがよいでしょう。
顔を出さざるを得ない場合には、メイクの雰囲気を変えることも効果的です。さらに、ウィッグやカラーコンタクトなどを利用して、普段の印象とは違う自分を演出することで、動画や画像が盗撮・流出しても身バレすることなく働くことができるでしょう。
3. 安全に高収入を目指すなら事務所への登録がおすすめ
チャットレディとして働くなら、通勤・在宅に限らず、事務所で登録することがおすすめです。初心者であれば、事務所に登録をした上で通勤するほうが、安全に高収入を目指すことができます。
では、なぜ事務所に登録し、通勤チャットレディとして働くことで安全に高収入を得られるのでしょうか。
最後は、事務所に登録したほうが安全に稼げる理由を4つ解説します。
3-1. 事務所に登録すればベテランのノウハウが教えてもらえる
事務所によって多少の差はありますが、初心者への教育体制を整えていることがほとんどです。仕事の仕組みや内容、簡単なテクニックなどのマニュアルが用意されていることも多く、これまで蓄積されてきたノウハウを教えてもらうことができます。
また、コミュニティサイトを設けている事務所では、過去にチャットレディをしていた女性スタッフや先輩から、経験に基づいたアドバイスを受けることも可能です。行き詰った際は、スタッフや先輩に相談することで、高収入への道が開けるでしょう。
3-2. 登録事務所のボーナス制度を利用して高収入を狙える
ボーナス制度が充実している事務所であれば、頑張り次第で収入を上げることが可能です。ベテランから教えてもらったノウハウをしっかりと身に付けた上で、ボーナス制度を利用することで、高収入を狙うことができるでしょう。
事務所によって異なりますが、多くの事務所では以下のようなボーナスが採用されています。
・常連ボーナス
・ランキングボーナス
・お勉強ボーナス
上記のボーナス制度を利用することで、収入アップが狙える他、モチベーションを保つことも可能です。
3-3. 機材などが揃っているため初心者でも安心して始められる
在宅でチャットレディを始める場合、すべての機材を自分で揃えなければなりません。十分な速度を確保できるインターネット設備や、画質のよいWebカメラ、ライブ配信用のマイクなどの用意が必要です。さらに、背後も映り込むため、ある程度可愛らしくて清潔感のある部屋も必要となるでしょう。
一方、通勤で働く場合は、チャットレディを始めるにあたり必要な環境がすでに整えられているため、手間もお金もかかりません。事務所によっては、シャワールームが設置されていたり、アメニティが用意されていたりします。さらに、仕事を終えた後にそのまま宿泊したり、住み込みで働いたりすることも可能です。
初期費用もかからずスムーズに仕事を始められるため、初心者でも安心して働くことができるでしょう。
3-4. アリバイ対策をしてくれる事務所なら身バレの可能性も低い
身バレや顔バレをしたくない方は、アリバイ対策を行ってくれる事務所を選ぶとよいでしょう。顔出しの有無を選べることはもちろん、掲載する写真の加工を行ってもらえる他、衣装を着用することで私服からの身バレを防ぐことができます。
確定申告の際も、事務所に登録していれば、自身の希望に合わせたやり方を指導してもらえます。顧問税理士を抱えている事務所であれば、より安心です。
まとめ
チャットレディ求人の多くは高収入を謳っていまが、何のノウハウも持っていない初心者の場合、すぐに広告のように稼ぐことはできません。
また、チャットレディの数は増え続け、常に激しい競争にさらされているため、場合によっては思うように稼げないどころか、身バレする可能性もあります。
チャットレディとして長く働きたいと考えている方は、サポート体制が充実している事務所を選びましょう。サポート体制が整っている事務所に登録することで、安全に稼ぐことが可能です。チャットレディを大切にする事務所であれば、万が一の際もトラブルから守ってもらえるでしょう。