ライブチャットサイトで配信する「チャットレディ」は、高収入を得られる女性の副業として注目を集めている人気の職業です。
最近は過激なチャットが原因で配信者が逮捕されるケースもありますが、実際は、日本の法律を守って節度のある配信を心がけていれば、逮捕の可能性はほとんどありません。
そこで今回は、ライブチャットで逮捕につながる原因とその対策について、わかりやすく解説します。
信頼して働ける代理店や事務所の選び方も紹介しているため、「チャットレディとして働きたいけど、リスクが怖い」と考えている人は、ぜひ参考にしてください。
Contents
1. ライブチャットの違法配信は逮捕される?
ライブチャットで逮捕されるチャットレディは、「公然わいせつ罪」に問われるケースがほとんどです。
公然わいせつ罪とは、不特定多数の人の目に触れる場所で、わいせつ行為を行うことです。
ライブチャットのようなオンライン配信でも、場合によっては違法となる恐れがあります。
また、違法配信で逮捕されるのは配信者本人であることも少なくありません。
さらに、代理店や事務所に所属するチャットレディの場合は、運営会社の責任者・経営者が公然わいせつ罪の疑いにより容疑者として逮捕されたという実例もあります。
まずは、具体的な実例を挙げながら、チャットレディの違法配信による逮捕の可能性を解説します。
1-1. 公然わいせつ罪で逮捕されたチャットレディの実例
公然わいせつ罪は、刑法174条に定められている犯罪です。
違反すると、6ヵ月以下の懲役もしくは30万円以下の罰金、または拘留・科料などの罰則があります。
チャットレディが公然わいせつ罪に問われるケースで最も多い実例は、「無修正の性器が映っている動画・画像の配信」です。
過去には、全裸で自慰行為を配信していた女性2人が警察に逮捕されたケースや、チャットレディが無修正のわいせつ映像を生配信したとして、運営会社の責任者ごと逮捕されたケースなどもあります。
動画や画像に、一瞬でも無修正の性器が映っていると公然わいせつ罪にあたるため、モザイクをかけるなど徹底した対策が必要です。
また、2ショットチャットやメッセージなどで局部の映像を配信したり、画像を送ることも違法となります。
2. なぜ逮捕が相次ぐ?原因から見えるライブチャットの注意点
自分は安全だと思っていても、思わぬミスや勘違いから、わいせつ容疑につながってしまう事もあります。
チャットレディによる違法配信の取り締まりは、十年以上も前から行われていました。
しかし、アダルトライブチャットのチャットレディの逮捕情報は現在も後を絶ちません。
チャットレディとして働くなら、公然わいせつ罪での逮捕を避けるための注意点を知っておくことが大切です。
ここでは、チャットレディが逮捕されてしまう原因から見えるライブチャットの注意点を、詳しく解説します。
2-1. 「海外サーバーのため日本の法律は適用されない」という勘違い
実際にわいせつ配信を行い逮捕されたチャットレディの中には、「海外にサーバーがあれば日本の法律は適用されない」と勘違いしている人も少なくありませんでした。
しかし、国内ライブチャットサイトでの配信は、必ず日本の法律が適用されます。
たとえ海外サーバーに拠点を置くライブチャットでも、配信が日本国内からの場合、性器の露出及び、第三者や公共の場が絡んだわいせつな行為は違法となります。
実際に、海外サーバーを利用しているライブチャットサイトで配信するチャットレディが、国内から無修正動画の配信容疑で逮捕された事例も発生しています。
「海外サーバーだから無修正でも大丈夫」という主張は、通用しません。
また、このような考えは、チャットレディだけでなく視聴者側も勘違いしているケースが多くあります。
たとえ男性会員から「モザイク無しで性器を見せて」と頼まれても、必ず拒否しましょう。
2-2. 「自分は大丈夫・バレない」という根拠のない自信
ライブチャットの配信はオンラインで行うため、不特定多数の人が動画を視聴しているという意識が薄くなりがちです。
「見ている人数も限られているから、性器を出しても大丈夫」
「18歳未満で登録してもバレないだろう」
上記のような根拠のない自信は、逮捕の危険につながります。
また、最初は節度を守った配信をしていた人も、視聴者数欲しさに配信内容がエスカレートするケースも多くあります。
「これくらいなら大丈夫」という油断から無修正配信を行うことは、逮捕の危険につながるため必ず避けましょう。
ライブチャットを配信する際は、日本の法律を守り、ルールに従った配信を心がけるようにすることが大切です。
違法行為さえしなければ、逮捕される可能性はありません。
2-3. 代理店・事務所による違法配信の強制
チャットレディとして働くためには、ライブチャット専門の事務所や代理店に登録することが基本です。
国内の法律をきちんと守って、チャットレディの安全に配慮した会社がほとんどですが、中には利益目的で違法配信を強制する悪徳な代理店・事務所も存在します。
違法配信を強制する代理店・事務所は、悪徳業者の可能性が高く、逮捕・立件などのトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
違法配信を強制されても、絶対に従わないようにしましょう。
実際に、事務所側から「海外サーバーだから安全」「バレないから問題ない」と勧められるがままにわいせつな配信を行い、チャットレディと運営会社の責任者が公然わいせつ罪で逮捕された事件も起きています。
違法配信の強制を確実に避けるためには、信頼できる代理店・事務所選びが大切だということを覚えておきましょう。
3. 安心・安全に高収入を得るためには代理店・事務所選びが重要
チャットレディは、ルールさえ守っていれば、ネットで安心・安全に高収入を得られる仕事になります。
ライブチャットで稼ぐなら、まずは信頼できる代理店や事務所を選びましょう。
最初の代理店や事務所選びに失敗すると、思うように稼げないどころか、逮捕の危険にもつながります。
基本的に、国内の大手サイトや大手代理店に所属し、自分も違法行為がないように十分気を付けていれば、動画投稿や配信で逮捕される可能性はありません。
また、チャットレディに厳しいノルマを課して、儲けるために違法配信を強要するような代理店もゼロではありません。
しかし、違法行為で摘発された場合は、チャットレディだけでなく代理店の経営者や関係者も逮捕されます。
それだけのリスクを冒して違法配信を促すような代理店・事務所は少ないため、少しでも怪しいと思ったら、すぐに辞めるなどのリスク管理が必要です。
ここでは、信頼できる代理店や事務所を見極めるために、選び方のポイントをいくつか紹介します。
失敗しない代理店・事務所選びのポイント | |
手厚いサポートや教育制度がある | ライブチャットは、コツさえつかめば過激な行為をしなくてもしっかり稼げる仕事です。 信頼できる業者は、未経験でもチャットレディとして成功するように、手厚いサポートや教育制度が整っています。 |
国内で有名な大手サイトである | 大手で有名なサイトは、これまで逮捕や摘発のような不祥事がないということなので、信頼感も抜群です。 単価や待遇で業者を選ぶと、思わぬ失敗に繋がります。 まずは、知名度や規模の大きさ、運営歴の長さなど、その業者がどれだけ信頼できるサイトか判断しましょう。 |
ガイドラインや規約がきちんと定められている | ライブチャットの配信には、注意点がたくさんあります。 性器露出や配信のNG行為など、ガイドラインや規約がきちんと定められている代理店・事務所は、安心して働けるでしょう。 |
気軽に体験入店ができる | 最近では、本登録前に体験入店ができるサイトも増えています。 体験入店したうえで、自分に合った代理店や事務所を選ぶことで、失敗リスクを最大限防ぐことが可能です。 |
「海外サイトは100%危険・怪しい」と考えている人も多いでしょう。しかし実際には、海外サイトが危険というわけではありません。
海外サイトが危険とされている理由は、根拠のない自信から生まれた勘違いや、悪質な代理店・事務所の強制による過激なパフォーマンスや違法行為によって、逮捕者が相次いだためです。
逮捕されるリスクなく、安心してチャットレディとして働き続けるためには、信頼できる代理店・事務所選びが最も重要と言えます。
ここまで紹介したポイントをチェックして、失敗しない事務所選びをしてください。
まとめ
ライブチャットは、気軽に高収入を得られる人気の仕事です。
健全に運営し続けている代理店・事務所を選び、配信サイトの規約と日本の法律を守って配信していれば、チャットレディが逮捕される可能性はありません。
これからチャットレディとして働きたい人も、登録サイトを変えてみたい人も、まずは情報取集が大切です。
ここまで紹介した内容や情報サイトなどの情報から、安心して働ける代理店・事務所をぜひ見つけてください。