仕事に家事に育児にと、忙しくて何かと疲れるのがシングルマザーです。彼氏とのデートで息抜きをしたいと考えることもあるでしょう。しかし、子どもを連れてデートに行く場合や、彼氏と2人でデートする場合に子どもをどうするか、どうやってデートの時間を捻出するか悩んでいるシングルマザーもいると思います。この記事ではシングルマザーがデートを楽しむ方法や、シングルマザーのデート事情について解説していきます。
目次
シングルマザーは休みの日でもデートしづらい
独り身であればお互いの休みにあわせてデートができますが、子どもがいる場合は休みの日でもがデートしづらくなってしまいます。
特に子どもが小さいうちは、シングルマザーにとって休みの日は子どもとコミュニケーションをとったり、遊んであげたりすることに時間を割かれてしまいます。
ママ友との交流も子どものことを考えると大切になってくるため、ママ友との情報交換やお食事会などに参加する機会が多くなるでしょう。さらに、仕事帰りは保育園へお迎えに急がなければいけないシングルマザーも多いのではないでしょうか。
子どもと一緒に帰宅した後に家事を行うため、彼氏との時間を捻出することは難しいでしょう。たまたま夜に時間が作れて彼氏と電話をしていても子どもが起きた場合は、彼氏とゆっくり話すのは難しくなります。
シングルマザーのデートは、女性側の都合に彼氏が合わせなければいけなくなるパターンが多くなります。シングルマザーのデート事情は、子ども同伴か2人きりかによって彼氏と会える時間が限られてくるのが現実です。
ママと彼氏の2人でデートする場合
若い独身女性の恋愛では「会いたいと思ったときにデートする」ことが多くみられます。しかし、子どもがいる場合は「会えるときにデートする」へと考え方が移行してきます。
ママと彼氏の2人でデートするときは、子どもの生活をベースに考えて時間を捻出できないかどうか考えてみるのがポイントです。平日の昼間であれば休憩時間にランチを一緒にする程度のデートができるでしょう。
どちらかが平日休みの場合は、どちらかが休日出勤をして平日に代休をもらう形でデートの時間を作るとよいでしょう。平日の昼間であれば、子どもは保育園や学校に行っているため、寂しい思いをさせることもありません。
また、休日であっても子どもが塾や習い事に行っている時間を使って、ママと彼氏でご飯を食べるなどのデートは可能です。平日であっても休日であっても、子どもが小さいうちは子どもの生活基盤に時間を合わせるため、まとまったデート時間はとりづらくなるでしょう。
しかし、子どもが友達と遊ぶ時間が多くなってくれば、ママも彼氏とのデートのためにまとまった時間は作りやすくなります。お互いの仕事が早く終わった日などにディナーデートをするのも雰囲気が出るためおすすめです。
シングルマザーになった後、実家に帰っている場合であれば、両親に子どもの面倒を見てもらってその時間をデートに充てる手もあります。ママと彼氏が2人でデートをするため、両親に子どもを預けることは厳しい目でみられがちですが、将来をまじめに考えている男性であれば両親も快く送り出してくれることが期待できます。
子育ての協力者がいれば、夜デートやお泊りデートなども楽しめるでしょう。シングルマザーの友達であれば理解が得られやすいため、頼ってみるのもひとつの方法ですが、毎回預けることに負い目を感じることもあるでしょう。
そのような場合には感謝の気持ちとしてお土産を渡したり、子どもの分の食事費用を支払うなどの配慮をする必要があります。
ママと彼氏の会社が近かったり、職場内恋愛をしたりしている場合は、ランチデートやディナーデートも短い時間なら可能でしょう。
しかし、子どもが小さいうちは、子どもとの時間を大切にしなければ周囲からの目も厳しいものになってしまいます。そのような場合は、子どもをデートに連れていくことも選択肢のひとつとして考えられます。
子どもをデートに連れて行く場合
子どもを彼氏に会わせることを考えなければいけないこともあります。たとえば、子どもが小さく目が離せない場合や、子育ての協力者がいない場合、彼氏との将来を真剣に考えて交際している場合などです。彼氏とママと子どもという3人の時間に徐々に慣れさせていく必要があるためです。
子どもをデートに連れて行くなら、休日でも気兼ねなく時間を作れるでしょう。子ども同伴の場合は、子どもが興味を持ちそうな場所をデートスポットにすることをおすすめします。
具体的には、子ども向けアニメの映画や動物園・テーマパーク・博物館や水族館などがよいでしょう。子どもが楽しんでいれば、ママと彼氏もリラックスできるだけではなく、また次の約束も取り付けやすくなります。
はじめのうちは子どもも彼氏も緊張していると考えられるので、短時間のデートから慣れていくことをおすすめします。子どもが彼氏と徐々に仲良くなっていき、絆を深めやすくするためです。
お父さんが欲しいと思っていた子どもであれば、お父さん代わりになる彼氏になつきやすくなることも考えられます。子どもをデートに連れて行くのは、彼氏と子どもの距離が縮まることが最大のメリットといえるでしょう。
世間の目からみても、子どもの立場からしても、子どもが小さいうちは夜デートやお泊りデートはしないほうがよいでしょう。寝かしつけた後であっても、夜中に目が覚めてママがいなければ寂しい思いをしてしまうためです。
夜デートやお泊りデートは、ママが家にいなくても子どもが気楽に過ごせる年齢に成長してからのほうがよいでしょう。ただし、子どもの精神衛生上、多感な時期はお泊りデートや旅行などは避けたほうが子どもとの軋轢を生みにくいです。
彼氏との交際が長くなればなるほど、子どもを連れてデートに行き、顔を合わせる機会が多くなるでしょう。子どもと彼氏の相性次第では、同棲を考えてみることをおすすめします。同棲を考える場合は、彼氏に対して確固たる信頼をできるようになった後にしましょう。
彼女の子どもをきちんと尊重し、かわいがってくれる人でなければ将来をともにすることは難しいためです。また、同棲している彼氏が子どもに暴力的になる可能性も少なくありません。予測される危険を回避するためにも、信頼関係を築き上げてから話を進めることをおすすめします。
子どもをデートに連れて行った場合、デート代はどうする？
デート代をすべて負担してくれる彼氏もいますが、子どもの分だけでも自分で支払う意思表示をすることが大切です。子どもの年齢次第では入場料などがかからない場合もありますが、飲食代は必ずかかります。
子どもにかかった費用は、基本的にはママが支払う意思表示をすることが大切です。金銭的に余裕がないことを理解してくれている彼氏であっても、意思表示すらなければ彼氏のお金を目当てにしていると取られる可能性があるためです。
カフェやランチ、入場料などを負担してくれた場合は、コンビニなど少額のものでもよいので負担すると、彼氏のお金を目当てにしているわけではないことが伝わるでしょう。
慣れてきたり、デートの回数を重ねてきたりすると割り勘になる男性が多いため、毎回おごってもらえるわけではないことを理解しておきましょう。おごってもらったら感謝の言葉を忘れずに伝えることが大切です。
シングルマザーと彼氏の連絡の取り方
ここでは、シングルマザーと彼氏がどのように連絡を取ればよいのかについて解説します。
連絡の頻度
気になっている人や彼氏とは毎日でも連絡をとりたくなるものです。しかし、シングルマザーは育児・家事・仕事を一手に背負っているため、スムーズに連絡をとりあうことが難しくなる傾向にあります。
毎日電話で話すことは子どもが小さいうちは難しいでしょう。子どもを寝かしつけた後でも、起きだしてきてぐずってしまうことが予測できるためです。チャットアプリでやりとりをスムーズにすることも時間の捻出が難しいママが多いです。
連絡の頻度が少ないと、彼の心が離れていってしまうのではと心配するママもいることでしょう。連絡の頻度は短い時間であったり、ラリーに間があいてしまったりする場合でも毎日連絡をとることが大切です。
時間に制限があったり、ラリーをスムーズに進められなかったりするなど、初めのうちは彼氏側に我慢を強いることになってしまいます。連絡をとる頻度に不安を感じている場合は、正直に彼氏に打ち明けてみるとよいでしょう。子どもと彼氏どちらも大切にしたいことを伝えたり、彼氏の本音を聞き出したりするためにもおすすめの方法です。
彼氏に我慢を強いることが多い付き合い立ての時期でも、連絡は極力とるようにしたいものです。チャットも電話もできないうえにデートも難しい場合、男性の心は離れてしまう可能性が高まります。
我慢させていることを負い目に感じている、彼氏との時間も尊重したいことを伝えたうえで、子どものことも大切にしたいことを彼氏に打ち明けてみましょう。彼氏のことも尊重したい意思が伝わると、彼氏側も協力したいと考えてくれるかもしれません。
チャットアプリを違うものに変えてみる
付き合いが長くなってくればくるほど、会話の内容はマンネリ化してしまうものです。付き合い立てのころのような新鮮さを感じるためにも、チャットアプリを変えてみるとよいでしょう。
LINEやSkypeなど、王道のチャットアプリを使い続けるのも手軽でよいのですが、カップル専用のチャットアプリも近年では増えています。カップル用のチャットアプリを使うようにすると、チャットしている時間に特別感が生まれ、お互いをより意識するようになる可能性が期待できます。
そのアプリに飽きてきたらアンインストールすればよいだけなので、手軽に距離感を縮められます。
お互いの予定を記入できるスケジュールアプリもあるため、休みの日などを把握してデートの予定も立てやすくなります。アプリを2人で探してみるのもよいでしょう。チャットアプリを変えるだけで、付き合い立てのような新鮮さを取り戻せるかもしれません。
ビデオ通話をする
子どもを寝かしつけた後など、時間が空いた時にビデオ通話でお互いの顔をみながら話すのもおすすめです。彼氏もママも、新鮮さを保ったままお付き合いをしていきたいものです。ビデオ通話は手軽に相手の顔をみながら距離を縮められるというメリットがあります。
独り身のときのように長時間通話することは難しいと思いますが、恋人としての時間も大切にしていることが彼氏に伝われば、真剣に将来を考えてくれる可能性が高まります。実家で暮らしていたり出勤時間が早いなどの場合、ビデオ通話は難しいでしょう。
しかし、それはどこまで彼氏が事情を理解してくれ、あなたのことを尊重してくれるかどうかを推し量れる材料でもあります。
ママばかりが彼氏と子どもを尊重するだけではストレスがたまってしまいます。彼氏もママのことを尊重してくれることが、将来を見据えるポイントにもなるのではないでしょうか。シングルマザーと彼氏とのお付き合いでは、お互いの事情を尊重しあえる関係が理想的です。
シングルマザーの場合は、どうしても子ども優先の生活を送っている点について理解してもらう必要があります。お互いに新鮮な気持ちで付き合い続けるための工夫として、ビデオ通話をする時間をとるとよいでしょう。
彼氏と子ども、どちらもママにとっては大切な存在
シングルマザーはデートの時間をとりづらいものです。そのため、子どもが小さいうちはデートに連れて行く場合が多いと思います。どうしても彼氏と2人きりでデートしたい場合は、同じように彼氏がいるシングルマザー友達や両親など、子育てをサポートしてくれる人に預けると時間がとりやすいでしょう。
子どもを寝かしつけた後には、会ってデートをするのではなく、テレビ通話でデート気分を味わうなど、それぞれのカップルのやり方で、彼氏と子どものどちらも尊重していくことをおすすめします。この記事で解説したことを参考にして、彼氏との恋愛を成功させてください！
