簡単に高収入が得られる「治験バイト」を検討している人は多いのではないでしょうか。しかし、なかには新しい薬品を試す治験に、「本当は危険なのでは?」と不安を感じている人もいるでしょう。
今回は、「治験の危険性」と「治験の参加前に知っておくべき情報」をまとめました。治験への参加が心配な人向けに、安心安全に高収入を得られる仕事も併せて紹介します。
目次
1.そもそも治験バイトはどんな仕事をするの?
「治験バイト」への参加にあたり、まず知っておかなければならないのが「治験はバイトではない」ということです。
そもそも「治験」は、臨床研究・臨床試験の内、有用性が期待できる新しい薬品の安全性・効果・副作用などを調べて新薬開発するための試験を指します。
治験は厚生労働省の承認のもと、有償ボランティアを募集して行われています。有償ボランティアは、ボランティアの対価として謝礼(負担軽減費)がもらえるボランティアの1つです。そのため、「治験バイト」は、実際のところアルバイトではなく、医療機関で行われる「治験モニター・治験ボランティア」となります。
1-1.治験バイトのメリット・デメリット
まずは、簡単に高収入が得られると言われている「治験バイト」のメリット・デメリットを一つずつ紹介します。
メリット①無償で健康診断が受けられる
治験バイトに参加するためには、設定されている健康や年齢などさまざまな基準をクリアする必要があります。治験モニターとして参加できる健康状態なのかを調べるべく、全ての案件では治験前に無料の健康診断が行われます。
この健康診断で何らかの問題があれば、治験には参加できませんが、自分の健康状態を確認できる点はメリットと言えるでしょう。
メリット②案件によっては高額報酬を得られる
治験バイトでは、案件によって1日1~2万円の謝礼が受け取れます。
入院するなど拘束時間が長くなる治験であれば、さらに金額が上がる可能性もあります。治験に参加する側は、特に難しいことは行わないため、簡単に高額な謝礼が受け取れます。
デメリット①食事や運動を制限される
治験の調査内容によって、食事や運動の制限がされる場合があります。治験で投薬の効果や副作用などを正しく把握するために、指示された内容は必ず守らなければなりません。
病院から支給される食事しか食べられなかったり、お菓子や間食はNGだったりと、治験によって制限の内容は細かく異なります。
デメリット②長期間拘束されるケースがある
治験には、通院タイプと入院タイプがあります。1日で終わる治験もあれば、数日入院が必要な治験、数ヶ月通院を繰り返す治験なども存在します。
場合によっては、長期間拘束される可能性があるため、会社や学校にいかなければならない人は、拘束される期間を必ず確認しておきましょう。
デメリット③副作用が起きる可能性がある
治験は、人体に悪影響が出ないよう開発されている薬品を試しますが、副作用が絶対に出ないとは言い切れません。
一般的に大々的に募集されている治験は、新薬ではないジェネリック医薬品を開発しているケースも多く、今まで使われていた薬と同じ成分であることから、副作用のリスクは低いと言えるでしょう。
また実際に治験が始まる前には、説明会で薬のリスクや副作用、補償などについてしっかりと説明されます。病院でも細心の注意を払って治験を行ううえ、何らかの副作用が起きても病院ですぐに対応してくれるため、必要以上に怖がる必要はありません。
2.治験は危険?事故の可能性やリスクについて
極めて低いとは言え、治験にはどのような副作用があるのか、さらにどれほどの可能性があるのかについては、多くの人が気になるポイントでしょう。
副作用の事例としては、下記のようなものがあります。
- ・眠たくなる
- ・指の一部が痛くなる
- ・落ち着きがなくなる
- ・お腹が緩くなる
体に薬が合わなかったなど、軽い程度の副作用が一般的だということが分かります。
2019年に新薬の治験との関係が否定できない死亡事故が起こりました。しかし、この事故が国内初の死亡事故だったことから、重大な副作用は非常に稀だと言えるでしょう。
3.リスクを最大限抑えるために知っておくべき「治験の3フェーズ」
治験は3つのステップに分けて行われます。応募する前に、まずは治験の3つのフェーズの特徴を把握しておきましょう。
①第1相臨床試験(フェーズ1)
フェーズ1は、健康な成人に投薬し、安全性や有効な量や体内への吸収や代謝などを調べる目的に行われます。動物実験のあと、治験の最初のフェーズであるため、少しずつ投与量を増やして副作用が出ないかを確認していきます。
②第2相臨床試験(フェーズ2)
フェーズ2では、少数の患者を対象に、効き目や安全性から、飲み方・飲む量・使用する間隔について調べます。場合によっては、現在使われている薬と比較することもあります。
③第3相臨床試験(フェーズ3)
フェーズ3では、より多くの患者に投薬して、有効性・安全性・使い方の最終確認をします。現在使われている薬との比較や、長期間使用した場合を想定して、実際の治療に使えるよう調整します。
この3段階の治験を行うためには、3~7年かかると言われています。長い年月をかけて、一般に広く使ってもトラブルが起こらない新しい薬を開発していくのです。
3-1.もし副作用が起きた場合は?
もし副作用が起きた場合は、治験を実施していた施設の医療スタッフによって、適切な処置が行われます。体の変化を感じた際は、すぐに実施医療機関に報告しましょう。
さらに、治験に参加したことによる副作用には、健康被害補償・医薬品副作用被害救済制度によって保証されています。医薬品副作用被害救済制度では、副作用が出た場合に医療費の給付が受けられます。治験の依頼者側は、事前に説明会などで副作用が出た場合の対処法や補償について解説する義務があるため、しっかり説明を聞いておきましょう。
また、参加者は治験中いつでも自分の意思で試験中止をすることができます。途中で不安になったり副作用が出たりしたら、医師に相談し、案内に従って治験を中止しましょう。
治験の内容によっては、自由に中止できないものもあるため、不安な人は事前に相談しておくことをおすすめします。
4.安心・安全に高収入を得たい女性におすすめの仕事
最後は、「治験バイトはやっぱり不安…」という人に向けて、リスクが小さくても高収入が得られる方法を紹介します。
女性の高収入バイトは、ナイトワークや肉体労働系など様々ありますが、特に安心・安全かつラクに稼げる仕事としておすすめの業種が「チャットレディ」です。
チャットレディは、男性と画面越しにビデオ通話・チャットをする仕事です。勤務場所は自宅・チャットレディ事務所と選ぶことができるだけでなく、働き方を自由に決めることができます。
【チャットレディとして自分で決められる働き方】
- ・顔出しあり or 顔出しなし
- ・アダルト or ノンアダルト
- ・個人チャット or パーティーチャット
- ・働く時間やタイミング
さらに、報酬は時給換算すると3,000~7,000円と非常に高いため、会社員・主婦・大学生に人気です。若年層はもちろん、マダム・熟女好きの男性をターゲットにした中年層と幅広い年齢の女性がチャットレディとして働けます。
チャットレディは男性と直接会う必要や出勤する必要がないため、身バレが心配な人・Wワークしたい人・高収入をラクに得たい人におすすめです。
まとめ
今回は、治験バイトの危険性と、参加前に知っておきたい正しい情報を解説しました。治験で副作用が出る可能性は低いですがゼロではないため、実施期間の説明をしっかり聞いて、納得したうえで参加することが大切です。副作用が起きた場合の対処法や、補償が受けられることについてもしっかりと把握しておきましょう。
治験バイトよりもラクに稼ぎたいという人は、チャットレディをおすすめします。高収入がゲットできるにも関わらず、自由度の高い働き方ができる点が魅力です。働き方が自分に合っているのかが分かる「体験入店」も可能なため、興味のある人はぜひ一度体験入店から始めてみてはいかがでしょうか。