キャバクラに華やかなイメージを持つ女性は多いですが、その華やかさの裏には「昼夜が逆転した生活で体調を崩しやすい」「私生活との両立が難しい」などの難点もあります。
キャバクラならではのデメリットが目立ち、キャバクラで働くことに踏み出せない女性もいるでしょう。
そこで本記事では、キャバクラのデメリットの解決法を紹介します。派遣でキャバクラに勤務するメリット・デメリットについても詳しく解説するため、「自分で応募するか派遣を通すか」と悩んでいる女性もぜひ参考にしてください。
目次
1.キャバクラで働くデメリットと解決法
キャバクラで働くことには、さまざまなデメリットがあります。キャバクラのデメリットに何の対策も講じず入店を決めてしまうと、その後デメリットに悩まされ、最終的に退店することになりかねません。
まずは、多くのキャバ嬢が悩む4つのデメリットに対して有効な解決法を紹介します。安心してキャバクラで働けるよう、事前にデメリットの解決法を理解しておきましょう。
1-1.生活習慣が乱れる
キャバクラはナイトワークのため、必然的に女性が働く時間も夜となります。昼夜逆転の生活となることで、就寝や食事のタイミングが以前と変わるなど、生活習慣が変化することはやむを得ません。
生活習慣が乱れると、体調を崩したりストレスが溜まりやすく、仕事にも支障が出ます。
そのため、生活リズムをコントロールし、体調を整えることが大切です。
〇生活習慣の乱れに対する解決法
- ・朝キャバや昼キャバで働くなど、昼夜を逆転させない
- ・寝るときは部屋の蛍光灯を消すなど、ぐっすりと眠れる睡眠環境を作る
- ・野菜をしっかり食べるなど、栄養バランスの取れた食事をとる
1-2.罰金やノルマがある
キャバクラのお店の中には、キャバ嬢の欠勤や遅刻で罰金を科したり、営業ノルマを設けたりしているお店があります。「授業が長引いて遅刻した」など、努力しても回避できない理由でも罰金が発生する場合があるほか、営業ノルマがプレッシャーとなり、ストレスを感じてしまうキャバ嬢は少なくありません。
過度なストレスは美容に悪いだけでなく、接客の質が下がってさらに稼ぎにくくなるという悪循環を生む恐れがあります。
楽しく稼ぐためにも、ストレスやプレッシャーの少ない働き方を検討しましょう。
〇罰金やノルマが苦痛に感じるときの解決法
- ・事前に罰金や営業ノルマのないお店を調べ、そこで働く
- ・営業ノルマがない派遣のキャバクラで働く
1-3.プライベートの時間が確保しにくくなる
キャバ嬢は、開店前に同伴したり閉店後にアフターに行ったりするなど、やらなければならない仕事が多々あります。プライベートの時間が削られることも多いため、自由な時間を確保できないと悩むキャバ嬢は少なくありません。
キャバ嬢として長く働くためには、適度に息抜きができるよう、プライベートの時間を確保することが大切です。どのようにプライベートの時間を作るか悩んでいる方は、下記の解決法を参考にしてください。
〇プライベートの時間を確保するための解決法
- ・プライベートと両立しやすい自由出勤制のお店を選ぶ
- ・週に1~2日程度休みの日を作る
- ・待機中にメールなどを済ませ、営業時間外のお客様とのやり取りを減らす
1-4.金銭感覚が狂う
キャバクラの平均時給は2,000~5,000円です。高時給な上に同伴や指名、ドリンクなどのバックがプラスされるため、アルバイトでも高収入を稼げます。
しかし、高収入を得られることで発生するリスクが、金銭感覚のマヒです。
一度金銭感覚が狂うと、元に戻すことは困難です。浪費が癖になれば、散財によって破産する恐れがあります。
高収入を稼げるキャバクラだからこそ、金銭感覚がマヒしないように、正しくお金を管理しましょう。
〇金銭感覚がマヒしそうなときの解決法
- ・「生活費以外のお金はすべて貯金する」など、お金に関するルールを設ける
- ・家計簿をつけてお金の動きを把握する
- ・お金を定期預金にまわし、簡単に使えないようにする
- ・貯金の目標額を決めて、無駄遣いを避ける
2.稼ぎたいのならキャバクラはぴったり!メリット4選
キャバクラは大学生やOL、主婦など、さまざまな女性に人気の仕事です。
多くの女性がキャバクラで働くことに魅力を感じる理由には、下記のメリットがあることが挙げられます。
・高額報酬が稼げる
キャバクラは時給が高いだけでなく、バックによる報酬アップも見込めるため、稼ぐには最適な仕事です。アルバイトでも月収20~30万円を稼ぐことができ、中には月収数百万円を稼ぐキャバ嬢もいます。
・女子力がアップする
キャバクラは、女性ならではの魅力を活かす仕事です。きれいな言葉遣いやモテる仕草、美容の研究など、常に自分磨きを行わなければならないため、おのずと女子力がアップするでしょう。
・価値観や人脈が広がる
キャバクラに来るお客様の年齢・職業・目的は多様です。
お店でさまざまなお客様に対応すること
で、価値観や人脈を広げられる可能性があります。
・かわいい衣装を着用できる
仕事でおしゃれを楽しめることは、キャバ嬢になる醍醐味の1つです。キャバ嬢の衣装はお店のコンセプトによって異なりますが、ドレスや制服など普段は着られないかわいい衣装を着用できます。
3.派遣のキャバクラもデメリット・メリットはあるの?
キャバ嬢は専属キャストとして特定のお店で働くことが一般的ですが、その他に派遣でキャバクラに入店する働き方もあります。
しかし、わざわざ派遣でキャバクラに入店することに疑問を抱く女性もいるでしょう。
ここからは、派遣でキャバクラに勤務するメリットとデメリットを紹介します。
「専属ではなく派遣にしておけばよかった」と後悔することがないよう、専属とは異なる派遣の特徴を理解しておきましょう。
3-1.さまざまな事情がある人におすすめ!メリット
派遣のキャバ嬢は、キャストが足りていないお店にピンチヒッターとして出勤するヘルプ要因です。専属キャストのようにお店には在籍しないため、完全自由出勤で融通が利きやすいという特徴があります。
そのほかにも、派遣のキャバ嬢が支持されているポイントは下記の3つです。
・最低時給3,000円以上、1日最低3時間保証してもらえる
派遣のキャバ嬢はヘルプで出勤することが多く、「お客様が少ないからもう帰っていいよ」と1時間程度で早上がりさせられると、なかなか稼ぐことはできません。
このような難点をカバーするため、多くの派遣会社が最低時給3,000円以上、1日最低3時間の勤務時間を保証しています。単発でも稼ぎやすいことから、派遣のキャバ嬢は人気です。
・お客様と連絡先を交換しなくてもOK
派遣のキャバ嬢はお店に在籍しないため、お客様と連絡先を交換する必要がありません。
お客様にお礼のメールを送ったり営業活動を行ったりする手間がなく、気楽に働きやすいと言えるでしょう。
・お店に評価してもらえると、優先的にシフトを入れてもらえることがある
派遣でも丁寧に働いていると、お店側に評価してもらえることがあります。お店からの評価が高くなれば、時給アップや優先的にシフトに入れてもらえるなど、高待遇で働くことが可能です。
3-2.稼ぎたい人には向いてない?デメリット
派遣のキャバ嬢にはメリットがある反面、下記のようなデメリットも存在します。
・給料に上限がある
指名や同伴などのバックがないため、派遣のキャバ嬢は時給以上の稼ぎを得ることはできません。給料に上限があることから、積極的に稼ぎたい女性には不向きと言えます。
・スキルが身に付かない
専属キャストのようにお客様から指名をもらおうと必死にならない限り、キャバ嬢としての経験やスキルを身に付けることはできません。派遣という働き方では、特定のお客様と長く付き合うコツや上手な営業方法を掴むことは難しいでしょう。
・確実に仕事がある保証がない
派遣はキャストの穴埋めとして利用されることが多いため、必ず仕事があるとは限りません。「たくさん出勤したい」と派遣先に希望を伝えても、自分の要望通りに働けないこともあります。
・お店ごとにルールが異なるため煩わしい
キャバクラはお店ごとにルールが異なります。派遣のキャバ嬢はさまざまなお店に出勤するため、派遣の都度お店のルールを覚える必要があります。
これまで紹介したように、派遣のキャバ嬢にはデメリットもありますが、確かなメリットもあります。
キャバクラで働きたい女性は、自分に合う勤務スタイルは「専属キャストとしてお店に在籍する」「派遣のキャバ嬢としてピンチヒッターで出勤する」のどちらなのかをまず見極めましょう。
まとめ
キャバクラは高収入を稼げる仕事として人気ですが、デメリットもあります。プライベートとの両立が難しく、稼ぎたい気持ちがあっても、キャバクラで働くことを諦めている女性は少なくありません。
しかし、キャバクラのデメリットは工夫次第で解決可能です。時間に融通が利く派遣という働き方もあるため、お店に在籍する専属キャストという勤務スタイルに不安がある女性でも、派遣のキャバ嬢なら気軽に挑戦できます。
キャバ嬢として働くことを検討中の女性は、今回紹介したデメリットの解決法を参考に、不安を解消しましょう。