「添い寝リフレ」は性的サービスがないにもかかわらず、高収入が目指せるため、若い女性に人気の仕事です。「風俗で働くことには抵抗があるけれど、添い寝リフレであれば働けそう」と思っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、添い寝リフレの内情が分からず、応募をためらう人も少なくありません。
そこで今回は、「添い寝リフレとはどんな仕事なのか」を紹介した上で、「働くメリット・デメリット」を解説します。面接対策についても解説しているため、添い寝リフレに興味がある人はぜひ参考にしてください。
目次
1.添い寝リフレとは?仕事内容から給料まで解説
添い寝リフレとは、その名の通り男性のお客さんと添い寝するサービスを提供しているお店です。風俗店とは別の業種で、性的サービスは一切ありません。似たような名称のお店として「添い寝カフェ」というものもありますが、呼び方が異なるだけで、サービス内容は添い寝リフレとほぼ一緒です。
添い寝リフレで働ける女性は、18歳以上の女性に制限されます。過去には「JKリフレ」と呼ばれるお店が話題を集めましたが、18歳未満を働かせると警察による摘発の対象となるため、基本的に高校生は働けません。
働ける年齢に上限はありませんが、10代後半~20代半ばの若い女性が求められる傾向にあります。
1-1.仕事の内容
お店によって仕事の内容には幅がありますが、添い寝リフレの大まかな仕事の流れとしては、簡単な「肩もみ」などのハンドマッサージを行ってから、お客さんとの添い寝に移ります。接客は店内の個室で行われることが一般的です。
添い寝中はキャストとたくさん会話したいというお客さんもいれば、まったりしているだけでも良いというお客さんもいます。お客さんのニーズに合わせて接客しましょう。コース時間は30分~1時間程度のものが多いですが、お店によっては2~3時間という長時間コースを用意しているところも少なくありません。
添い寝リフレの中には、オイルやパウダーを使った本格的なマッサージを提供しているお店もあります。どのようなサービスを基本としているのかはお店によって異なるため、働き始める前に確認しましょう。
1-2.豊富なオプション
添い寝リフレには、添い寝以外にも様々なオプション・メニューがあります。オプションとは、お客さんが追加料金を支払い、キャストがプラスアルファのサービスを提供することです。お客さんからオプションを得ることで、オプションバック(ボーナス)が給料に別途加算されます。
多くのお店で設けられている基本的なオプション内容は、以下のようなものです。
- ・腕枕
- ・膝枕
- ・手繋ぎ
- ・ハグ
- ・耳かき
- ・コスプレ
また、上記以外にもお店によっては、お客さんへの「ビンタ」や「キック」、「言葉責め」などの少し変わったオプションが用意されています。ただし、添い寝リフレでは性的サービスを行うオプションは一切ありません。お客さんの身体に直接触れるとしても、手繋ぎやハグ程度です。
苦手なオプションについては、事前にNGを出せます。もちろん、対応可能なオプションが多いほど稼げることは確かですが、キャストとして楽しく働ける範囲でオプション対応することが、無理なく長期的に稼ぎ続けるコツです。
1-3.給料システム・時給相場
添い寝リフレの給料システムは時給制です。働けば働くほど、より多くの金額が稼げます。また時給に加えて、お店が設定しているオプションをお客さんに付けてもらうことで、さらに多くの金額を稼ぐことが可能です。
添い寝リフレの時給相場は3,000〜5,000円で、一般的なアルバイトと比べて時給が高く、高収入を期待できます。風俗店とは異なり性的サービスが一切なく、キャバクラやガールズバーとは異なりお酒を飲まずに高い時給を得られるため、添い寝リフレは多くの女性から人気を集めている仕事です。
2.添い寝リフレにはメリットがたくさん!
添い寝リフレは時給が高いだけでなく、風俗やキャバクラにはないメリットがあります。具体的なメリットは、以下の通りです。
- ・性的サービス不要であるにもかかわらず時給が高い
- ・生活リズムを崩さず働ける
- ・お酒が飲めなくても問題がない
- ・リフレ=マッサージであるため、世間体を気にせず働ける
- ・無理にテンションを上げる必要がない
ここでは、それぞれのメリットについて、詳しく紹介します。
2-1.性的サービス不要なのに時給が高い
添い寝リフレの時給は、居酒屋店員やピッキング作業員といった一般的なアルバイトの2〜3倍以上に設定されているにもかかわらず、性的サービスが一切ありません。「裏オプション」といった性的なサービスを提供すると、お店は警察による摘発の対象となるため、お店側の管理が徹底しています。
ソープやヘルスは高収入であるものの、性的サービスがあるため働けない人も少なくありません。しかし、添い寝リフレには性的サービスがないため、精神的な負担が小さく、性感染症のリスクもゼロです。
お客さんとの接触はオプションのハグや手繋ぎ程度で、これらのオプションが苦手な場合はNGを出せます。精神的にも肉体的にも負担が小さく、多くの女性が働きやすいことが、添い寝リフレの魅力です。
2-2.生活リズムを崩さず働ける
キャバクラやガールズバーなどのナイトワークは、夜間の勤務が中心です。家に帰る時間は深夜から明け方となることもあり、生活リズムが昼夜逆転する人もいます。
一方、添い寝リフレの場合は、仕事が深夜に及ぶことはありません。営業は昼間から始まり、お客さんの来店ピークを迎える夕方を経て、遅くとも夜の10~12時くらいとなります。
そのため、キャストの帰りが明け方となることはありません。生活リズムを崩さず、健康的に働けることが、添い寝リフレのメリットです。
2-3.お酒が飲めなくても問題がない
キャバクラやガールズバーで働く場合、お酒を飲むことがほぼ必須です。キャバクラやガールズバーに来店するお客さんの多くは、女性と一緒にお酒を飲むことが目的であるため、キャスト自身もお酒を飲む必要があります。
しかし、添い寝リフレの場合は、基本的にお酒を飲む機会がありません。お酒が苦手な人でも、添い寝リフレは安心して働けます。また、仕事でお酒を飲む必要がないため、体調管理も行いやすいです。お酒が苦手な人でも働きやすいことが、添い寝リフレのメリットといえます。
2-4.リフレだから世間体を気にせず働ける
キャバクラや風俗などのナイトワークに偏見を持っている人は、まだまだ少なくありません。転職の時にナイトワークの経歴は、履歴書には書きづらいものです。周りの人に仕事先を隠しながら働いているという人もいます。
一方、添い寝リフレが分類される業種は、マッサージやエステと同じです。添い寝リフレは、キャバクラや風俗などのナイトワークには該当しません。職業を人に聞かれても「リフレマッサージ」と答えることで、偏見を持たれずに済みます。世間体を気にせず、堂々と働けることが添い寝リフレの魅力です。
2-5.無理にテンションを上げる必要がない
キャバクラやガールズバーは、お客さんが来店する目的は、陽気な気分でお酒を飲むことであるため、キャストが率先して盛り上げ役となる必要があります。
一方、添い寝リフレに来店するお客さんは「癒し」を目的としているため、キャストが無理に高いテンションを作り、お客さんを盛り上げる必要はありません。
添い寝リフレは、キャストとゆっくり会話ができるという部分にお客さんからの需要があります。ハイテンションで接客することが苦手という人でも、自分のペースで働けることが、添い寝リフレのメリットです。
3.添い寝リフレで働くデメリット&対処法
添い寝リフレで働くことには数多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットがあります。添い寝リフレで楽しく働くためには、「デメリットと対処法」を理解することが大切です。
ここでは、添い寝リフレで働くデメリット&対処法をあわせて詳しく紹介します。
3-1.裏オプションを求めるお客さんがいる
添い寝リフレにおける「裏オプション」とは、性的サービスのことです。しかし、添い寝リフレでの性的サービス提供は完全な違法行為であり、許容しているお店は警察による摘発の対象となります。
健全経営のお店では裏オプションを完全に禁止し、違法行為の発生を未然に防ぐ措置が講じられているため、キャストは特に心配する必要はありません。
しかし、添い寝リフレを利用するお客さんの中には、追加の料金を支払うことで性的サービスが受けられると勘違いしている人がいることも現状です。特に、違法店で裏オプションを受けた経験があるお客さんが、他のお店でも性的サービスが受けられると思い込み、何度もキャストに裏オプションを求めてくるケースもあります。
裏オプションを求めるお客さんへの対処法としては、毅然とした態度で断ることが大切です。性的サービスが禁止行為であることを丁寧に伝え、理解してもらいましょう。また、何度も執拗に性的サービスを求めてくる場合は、お店のスタッフを呼ぶと宣言してください。
それでも、なお裏オプションを求めてくる場合は、お店のスタッフを呼び対応してもらいましょう。
3-2.金銭感覚が麻痺する女性キャストがいる
添い寝リフレは一般的なアルバイトと比べ、短い時間で大金が稼げます。しかし、持ちなれない大金を突然手に入れることで、金銭感覚が麻痺する人も少なくありません。
金銭感覚が麻痺してしまった結果、普段は買わないようなものを次々と買ってしまい、お金がさらに必要となるケースもあります。金銭感覚の麻痺は仕事を辞めた後も続く可能性があるため、十分に注意しなければなりません。
金銭感覚を麻痺させないための対策としては、意味もなく大金を持ち歩かないようにしましょう。財布の中にお金が入っていると、気持ちが大きくなることで、浪費しやすい傾向があります。浪費を防ぐためには、最低限必要な金額だけを財布に入れて、本当に必要なものがある時だけ、銀行からお金を下ろしましょう。
また、目標額を決めてコツコツと貯金することも大切です。お金を浪費するのではなく、増やすことに意識を向けると、金銭感覚の麻痺を防げます。
4.添い寝リフレの面接で聞かれる事柄とは?
添い寝リフレで働く前に多くの場合、お店に出向いて面接を受けることとなります。最近の添い寝リフレ業界は景気が良く、未経験者の採用に積極的なお店が多いです。そのため、面接に強い不安感を持つ必要はありません。
添い寝リフレの面接で質問されることは、一般的なアルバイトとほぼ同じです。また、添い寝リフレは風俗店ではないため、面接の時にセクハラ的な質問をされることはありません。もし、面接でセクハラ的な質問を受けた場合は、そのお店が健全ではない可能性があるため、入店は避けた方が安全です。
ここでは、添い寝リフレの面接で実際に聞かれることの多い事柄について紹介します。添い寝リフレの面接に向かう前には、ここで紹介した質問事項への答えを用意しておきましょう。
4-1.氏名・年齢・住所
添い寝リフレの面接では、まず最初に年齢確認が求められます。添い寝リフレは18歳未満の人が働くと違法となるためです。
面接においては、「公的機関発行の写真付き身分証明書」が必要となります。具体的には、運転免許証やマイナンバーカード、パスポートなどです。健康保険証などの「顔写真が付いていない身分証明書」や学生証などの「公的機関が発行していない身分証明書」では、認められない場合があります。面接の日までに、写真付きの身分証明書を準備しておきましょう。
なお、一般的な添い寝リフレの面接においては、履歴書の提出は必要ありません。身分証明書以外の準備物は必要なく、面接会場でお店が用意したエントリーシートに氏名・年齢・住所を記入するだけで済みます。
4-2.志望動機
「なぜ、添い寝リフレで働こうと思ったのか?」という志望動機も、面接で聞かれやすい質問です。多くの人は「お金が欲しいから」という答えが本音ですが、添い寝リフレの面接では、正直に答えて問題ありません。
ただし、「なぜ、お金が欲しいのか?」と追加で質問される場合もあるため、その答えを準備しておくことをおすすめします。
具体的な「お金が欲しい理由」の例としては、次の通りです。
- ・一人暮らしを始めるため
- ・欲しいものがあるため
- ・携帯代を払うため
- ・学費を払うため
- ・奨学金を払うため
- ・留学するため
- ・将来に向けて貯金するため
面接では、どのように答えても問題ありません。ただし、「学費を支払うため」「将来に向けて貯金するため」といった志望動機を答えることで、面接官に真面目な印象を与えられます。
また、「お金が欲しい」以外に、次のような志望動機を答える人も多いです。
- ・友達が働いていて、おすすめされたため
- ・短時間で稼げるという評判を聞いたため
- ・コンビニや飲食店のバイトに飽きたため
- ・人と話すことが好きなため
- ・可愛い衣装が着られるため
よほど変な回答でない限り、志望動機で減点されることはありません。難しく考えず、正直に答えましょう。
4-3.シフト関係やバイト歴
お店にとって、キャストが「どの程度働けるのか」は非常に重要であるため、シフト関係の質問は高い確率で行われます。具体的には「週に何日入れるか?」「何曜日に入れるか?」という質問です。
もちろん、たくさんのシフトに入れる人の方が優遇されやすいですが、入れもしないシフトを申告することはトラブルの原因となります。自分が入れるシフトを正直に伝えましょう。
シフト関係以外にも、「他のアルバイトの経験はあるか?」「掛け持ちしているアルバイトはあるか?」などの質問も多いです。これらの質問にも、正直に答えましょう。
まとめ
添い寝リフレは短時間でたくさんのお金が稼げるだけではなく、様々なメリットのある魅力的な仕事です。
添い寝リフレは、風俗店のような性的サービスを行ったり、キャバクラ・ガールズバーのようにお酒を飲んだりする必要がありません。そのため、多くの女性にとって、精神的にも肉体的にも負担が小さい点が魅力です。
添い寝リフレは、お店によってコンセプトや具体的な仕事の内容が異なります。自分に合ったお店を選ぶために、入店前にお店のコンセプトや具体的な仕事内容を把握することが大切です。自分に合った添い寝リフレを選び、楽しみながら効率良く稼ぎましょう。