シングルマザーの1日のスケジュールは慌ただしく過ぎていきます。
一人で子育てから家事までをすべてをこなしていかなければならないことから、日々のタイムスケジュールは詰まった状態です。
では、実際に働くシングルマザーのタイムスケジュールはどのようなものなのでしょうか。
今回ご紹介するシングルマザーの一例として、
【日勤:残業・あり30分~1時間程度で就業時間は8時45分~17時30分の拘束時間】
【保育園に登園している年中さん】
【通勤時間は20~30分程度】
をモデルにしたシングルマザーのタイムスケジュールをご紹介していきます。
目次
起床→保育園送迎
シングルマザーのタイムスケジュール第一弾は、「起床」から保育園の送りです。
朝早く起きて、登園までの限られた時間の中で、家事と育児を両立しなければならないママのタイムスケジュールはどのような形になっているのでしょうか。
朝の6時に起床
1日の朝、ママは朝の6時に起床します。
起床してすぐ、身支度をする前に洗濯機を回しておかなければ、洗濯を干すことができず、前日に洗濯物が多いときには夜に洗濯機を回して夜通し干しておきます。
子どもが起きてくる前に朝食づくりと弁当作りを一緒に行います。
子どもは保育園で給食なので、ママの弁当を作りますが、おかずは前日の夕ご飯で一緒に作ったおかずを入れておき、お弁当のおかずで作る卵焼きやウインナーは、朝ご飯のおかずで一緒に出せるように作ります。
おかずを共有して、調理時間を短縮すると効率が良いのです。
子どもは7時に起床
7時前に子どもを起こします。身の回りのことがまだ難しい年齢なので、起こした後にパジャマから服に着替えさせます。
子どもは起きてすぐに朝食をとってもらいます。
食べこぼしが少なくなってきましたが、年少までは付きっ切りで朝食を一緒にとっていました。
この間、ママは洗濯物が終わったので洗濯を干してから、朝食をとります。
子どもよりもちょっと早く食べ終えたママは、そのまま化粧などの身支度に入ります。
7時50分に家を出て保育園送迎
保育園までは車に乗って10分ぐらいで到着するため、家を7時50分に出ます。
身支度を済ませた後、子どもが朝食を終えてから一緒に歯磨きをします。
子どもの身支度を終えた後、家をでて保育園に向かいます。
保育園についたら、そのまま子どもを預けてすぐに会社に出発します。
緊急の連絡事項は、朝は忙しいので帰りに先生から聞きます。
そして会社に出社して、就業が始まります。
退社→保育園のお迎え→帰宅
シングルマザーが1日の仕事を終えた後も、タイムスケジュールは詰まっている状態です。
保育園に迎えに行き、そのあとも家事に追われる毎日が待っています。
ここからは、退社後のシングルマザーのタイムスケジュールについて紹介していきます。
30分残業した場合
ママの就業時間は8時45分から17時30分で、いつも30分ぐらいの残業があります。
残業をしてから会社を出たのが18時ごろで、このまま保育園へ迎えに行きます。
保育園へ到着したのは18時30分ごろとなり、子どもを迎えに行きます。
今日、どのような生活を送っていたのかを先生から聞き、子どもと一緒に保育園を出ます。
保育園は8時から19時で契約してあるため、残業時間があってもギリギリ間に合う時間で設定してあると、万が一のことがあっても迎えに行けるので安心です。
家に帰ってからすぐ夕食の支度をする
帰宅してからは、子どもの保育園の用具を取り出し、連絡帳を確認します。
子どもの洗濯や洗い物(コップ・歯ブラシ・きんちゃく袋など)を分けて取り出します。
帰宅したのは18時50分で、19時30分を目標に夕食をつくります。
夕食を作っている間は、テレビを見てもらったり、積み木をやってもらう時間にするなど、遊びの時間です。
夕食を作っている最中に寝くじけてしまうことがあるので、夕食は手早いものを作るように工夫をしています。
ぐずったりして甘えてくるときには、子どもを抱っこしてあやす時間があるので、目標よりも早くご飯が作れる時間が少なく、20時前には食べられるような状態が続いています。
入浴→就寝
夕食前にお風呂に湯を張っておきます。
そして夕食をとった後、20時30分には入浴ができる状態になり一緒に入浴をします。
髪を乾かし、21時頃に子どもを寝かしつけます。
この時、だいたい21時ぐらいに寝かせようとしますが、一人でタイムスケジュールを回さなければならず、もっと効率の用意方法がないかと日々模索しながら考えることが多いです。
子どもが寝てから
子どもが寝てからも、シングルマザーのタイムスケジュールは終わりません。
寝かしつけてからの家事をこなすママは、ここからが大変です。
子どもを寝かしつけてから、シングルマザーはどのような生活を送っているのか紹介していきます。
食事の洗い物をする
子どもを寝かしつけてから、残してあった洗い物を片付けていきます。
寝かしつけてから、たまった家事を片付ける時間なので、洗い物の他にも洗濯を取り込んだり、アイロンをかけたりする時間です。
時間に余裕があったり、子どもが早く寝付いた時には、たまっている家事を1つずつ子どもが起きている時間にこなしていけますが、ほとんどの日に毎日の家事がたまってしまう生活です。
仕事から帰ってきた後の疲れた体に、今からムチを打って、懸命に家事をこなさなければいけないのです。
次の日の準備をする・自分の時間を作る
ひととおり家事が片付いたら、今度は次の日の準備をします。
子どもの保育園の準備と次の日の服の準備をしたり、会社の準備をします。
また、仕事を持ち帰ってきたときには、家事が終わって次の日の準備がひととおり終わった後に、この時間で片づけます。
唯一の自分の時間が、すべ手の家事が終わってからのこの時間となるため、ここでやっておかなければならないことを片付けることが多いです。
保育園の提出書類など、子どもが起きているときに難しいことは、この時間の夜に片付けることが多いです。
だいたい0時~1時に就寝
すべての予定が終わると、0時から1時頃に就寝できます。
しかし、子どもの寝つきが悪かったり、家事がたまっていたりすると就寝時刻が遅くなることもあります。
ある程度の睡眠時間をとり、次の日の朝も早いのでそのまま就寝して、次の日に備えていきます。
家事がたまっていて片付かない時は、次の日に持ち越します。あまりにもおそく起きてしまうと、次の日が起きられない可能性があるため、睡眠時間はなるべくとるように心がけます。
まとめ:シングルマザーのタイムスケジュールは常にハードワーク
シングルマザーのタイムスケジュールは常にハードワークです。
子育てから家事まですべてを自分一人でこなさなければならず、時には自分が思っていたタイムスケジュールと違った形で過ぎてしまうなんてこともよくあると思います。
特に、保育園に登園している子どもを持つシングルマザーは、子どもについてあげる時間を長くとらなければならないため、スケジュールに余裕は一切ないでしょう。
そのため、子育てとの両立がかなりの過密スケジュールになっていると考えられます。
これからシングルマザーになる人も、シングルマザーとして家事と育児を両立する人も、体調管理には十分に気を付けて、毎日を頑張っていきましょう。