シングルマザー（シンママ）は離婚をすると、「もう当分再婚はいいや」という気分になりますよね。でも、生活が落ち着いてくれば、結婚相手や彼氏を見つけたいという気持ちになることがあります。そんな時に気になるのが、他のシングルマザーはどうやって恋愛を始めたのか、その理由や方法ではないでしょうか。
そこで今回は、シングルマザーがどんなきっかけがあって恋愛をスタートさせたのかについて詳しくご紹介します。
目次
シンママの再婚率は上昇中
男女ともに再婚率は年々上がっている傾向にあります。結婚するカップルの内、４組に１組は再婚であるといわれており、今や再婚がめずらしい時代ではなくなってきたようです。ここでは、統計などから検証した結果について解説します。
厚生労働省のデータから考えられること
夫婦とも初婚の割合は年々減少傾向であるのに対し、「夫妻とも再婚またはどちらか一方が再婚」の割合は年々上昇傾向にあり、2005年には25％を超え、2015年は26.8％となっています。
離婚した人が再婚をしている状況の調査では、20代までに離婚した人が離婚後5年以内に再婚をした割合は30％を超え、30代前半で約30％、30代後半で約20％です。
ちなみに、女性の再婚平均年齢は2015年で39歳という結果が出ています。これらは平均値なので、幅広い年齢の方が再婚をしていると考えられそうです。
シンママが恋愛を始めたいと思う理由
結婚生活に疲れてしまい、男性はしばらくもういいやと思う方も多いでしょう。でも、その気持ちも永遠ではなく、いつしか恋愛をしたいと思うママもいます。シンママが恋活を始めたいと思う理由にはどんなことがあるのでしょうか。
経済的に安定したい
女性一人で子どもを育てることは、簡単ではありませんよね。経済的に考えると、どうしても女性一人の力では厳しくなってくることもあります。子どもにきちんとした教育を受けさせたいと考えると、経済的に支えてくれるパートナーが必要だと感じるママが多いようです。
子どもたちがパパを欲しがった
保育園や幼稚園の行事でお友達がパパと遊んでいる姿や、外出先で同年代の子どもがパパとママそろった親子を見ているうちに、「パパがほしい」というようになることも……。親子二人で生きていくことを一度は決心しましたが、子どものためにパパが必要だと思い、出会いを真剣に探すようになるママも増えています。
周りのシンママに彼氏や再婚相手ができた
仲良くしているシンママの友達が、彼氏とデートしたり再婚したと報告してきたり、そういった幸せそうな姿を見て、「自分も幸せになりたい。」と思うようになるようです。子どもがいることで再婚には消極的でも、自分が幸せになることがやがては子どもへの幸せにもつながると信じて踏み切るママも増えています。
シンママが恋愛を始めるきっかけや出会いの場とは
毎日仕事と育児に追われているシングルマザーに、どうやったら出会いのチャンスは訪れるの？と思いますよね。でも、彼氏が欲しいと前向きに考えているママは、彼氏や結婚相手との出会いに恵まれているのです。再婚したいシンママがよく利用している婚活サイト・マッチングアプリ、そして婚活パーティーを主に紹介します！
婚活サイト・アプリ：その1 マリッシュ
「マリッシュ」は、女性が登録料無料なので、登録したいけれどお金のことが気になるシンママにもうれしい存在。そして、シングルマザーにはポイント優遇もあります。
また、登録する男性は相手の女性がバツイチであってもOKであればプロフィールに「シングルマザーや再婚に理解があります！」というピンクリボンのマークをつけることができます。そのため、シンママにとっては、始めからバツイチや子持ちでも大丈夫な男性だとわかると安心ですね。一方、男性のほうもバツイチだったり子持ちだったりする確率が高いようです。
登録している年代は40代が一番多くて、その次に20代、30代、50代と続いています。そのため、落ち着いて結婚を真面目に考えたいというような、恋愛や結婚に積極的な人が多いようです。
婚活サイト・アプリ：その2 Omiai
「Omiai」も女性は無料で利用できます。年代的には、20代から30代の登録者数が最も多く、若いシンママにおすすめです。運営元が信頼でき、セキュリティや対応の早さに安心できるでしょう。
婚活サイトの老舗であり、会員数も多いことで有名です。プロフィールには婚姻歴や子どもの有無などをチェックする欄があります。シンママであると敬遠されるのではと心配するママもいるかもしれませんが、後々トラブルになったり心配したりすることを考えると、正直に公開しておく方が楽かもしれません。
また、サイトには通報機能があり、怪しい男性や不誠実な行動を起こした男性について運営側に通報できます。たとえば「下ネタを振られた」など小さな不快であっても、通報すれば警告をしたり強制退会にしたりするなど、きちんとした対応をしてくれるのでとても安心です。そのためか、他のサイトやアプリに比べ、きちんとした男性が多いように感じられるのではないでしょうか。
婚活サイト・アプリ：その3 match(マッチドットコム)
「マッチドットコム」の利用料は月額3980円かかります。「マッチドットコム」に登録している会員の35％に離婚歴があるようです。世界25か国に展開しているため、会員数も世界最大級、そして外国人と出会うチャンスもあります。幅広い出会いに対応していて、成婚率も高いため、本気で婚活をしたい人向けといえるでしょう。
年代は40代が最も多く、次いで30代が多くなっています。年齢層が高いためか、男性の年収も500万以上の人が半数以上を占めているようです。バツイチに特化したサイトでありませんが、会員数が多い分、出会いのチャンスに数多く恵まれたいと思う人には、おすすめできるサイトです。
婚活サイト・アプリ：その4 ブライダルネット
「ブライダルネット」は、月額1950円～3980円です。１カ月のみの短期登録になると割高ですが、たとえば12カ月まとめて登録すると安くなるという料金設定になっています。会員の半数が30代で、再婚相手を20代～40代と考えている人向けのサイトといえそうです。
そして、結婚を真面目に考えている人に向いています。婚活をサポートしてくれる婚シェルというアドバイザースタッフがいて、再婚に対して不安がある人に個別の相談を行ってくれます。相談だけでなく、男性との出会いにつながる話題の提供をしてくれることも。結婚相談所のようなサポートが受けられることを考えると、料金が安いと高評価なサイトです。
このサイトには、出会い方が4通りあり、1.プロフィール検索・2.日記・3.コミュニティ・4.オフ会と豊富に揃っています。相手の条件などを見ることに疲れた人にもおすすめです。日記やコミュニティからであれば、その人の人間味を感じることができるので、自然な気持ちに任せて、恋愛に発展させることができるかもしれませんね。
婚活パーティー：その1 Party☆Party
「Party☆Party」の最大の魅力は、子連れで参加できるイベントがあることです。パーティーに行くのはいいけど、その間子どもはどうするの？と不安なママにおすすめ。そういったバツイチ限定の婚活パーティーが平日や休日の日中に開催されています。また、子どもと参加することで、実際に男性が良いパパであるかどうかを、子どもたちとの関わり合いの中から知ることもできますね。
この他にも、婚姻歴OK、婚姻歴ありや理解者限定、再婚希望という条件付きのパーティーも多数あります。
婚活パーティー：その2 シャンクレール
「シャンクレール」では、関東と関西中心にバツイチ限定のパーティーを開催しています。会員数も多く、参加人数も多いので、いろいろなタイプの男性と出会える確率が高くなります。ですから、理想の男性像が決まっているシンママにおすすめです。参加費も女性は500円からと安く設定されているのもありがたいですよね。
まとめ：出会い方は人の数だけ。自分に合った出会い方を
仕事もあって子育てにも追われるシングルマザーにとって、異性との出会いを実現することはそう簡単なことではありません。それでも、昔に比べて再婚率も上がっており、恋愛や再婚に前向きなシンママが増えていることも事実です。今は結婚相談所や婚活イベントだけでなく、サイトやアプリなど出会いの場が広がっています。中には複数のサイトに登録して、出会いの数を増やして頑張っているママもいます。相手を見極める目を持つことに気を付けながら、自分に合った出会い方ができるといいですね。
