もし、パパ活詐欺の被害に遭ってしまったらあなたはどうしますか? パパ活では、大学生や若いパパ活初心者の女性を狙った詐欺が増えています。せっかくお金を稼ごうと始めたのに、詐欺パパにだまされてお金を巻きあげられたり、お手当をもらえなかったりするのは避けたいですよね。
今回は、パパ活詐欺の事例や詐欺師パパの特徴、それに詐欺にあってしまった場合の適切な対処法をご紹介します。
目次
パパ活の過去の詐欺の主な手口5選
パパ活詐欺にはどんなものがあるのか、まずは具体的に知っておきたいですよね。まずは、パパ活でよくあるといわれている手口についてご紹介します。パパ活ではこのような悪質な詐欺が発生しているので、注意してくださいね。
1、高額契約詐欺
パパ活で一番気になるのは、パパにもらえるお手当の金額ですよね。できる限り高額なお手当がほしいと思うのは当然ですが、これを盾にして「高額契約詐欺」にだまされることがあります。
自分が提示したお手当よりも高額なお手当をあげると言われて、断るパパ活女子はいませんよね。パパ活初心者でパパ活の手当相場をよく知らない女性や、早く手持ちのお金が欲しくて焦っている女性が、引っかかってしまうことが多い印象です。
この高額契約詐欺では、相場よりも高額なお手当を約束して女性と会い、さまざまな言い訳をつけてお金を借りようとします。パパの会社で働いていることにしてお手当を渡すから、会社から払うための税金がかかるので、少し貸してくれないか…なんてことも。
高額な契約を持ちかけられた女性は「後で高額のお手当が貰えるなら……」と、それに釣られてお金を貸しまうのです。その後、そのままお金を持って音信不通になってしまうのがこの手口のやり方です。この手のパパ活詐欺は多いので、高額契約の甘い罠には注意しましょう。
2、途中逃亡詐欺
「なんで自分がこんな手に……」と、なんだか悔しくなってしまうのが「途中逃亡詐欺」の手口です。その名のとおり、パパ活で支援してあげると女性を食事に誘い、その途中でお手当だけでなく食事のお会計もせずに帰ってしまうのです。
高級なお店の食事に誘われたら、誰だって乗り気になりますよね。それにも関わらず、あなたがお手洗いに行っている間に逃亡したり、ちょっと電話してくると席を立ったままいなくなったりするのが、この詐欺の手口です。
最終的には、自分とパパの2人分の高額な食事代を支払うことになるという残念な結果に。ひどいときには、お手洗いに行っている間にかばんから財布を取られてしまうケースもあるので注意しましょう。
3、クレジットカード詐欺
パパ活詐欺で怖いのが、「クレジットカード詐欺」です。これは、パパ活女子のクレジットカードを借りて、情報を盗んでしまう詐欺です。
やり口としては「上限を上げるからクレジットカード貸して」とお金持ち風な発言でだましたり、「会社の経費で払ってあげるから」「パパの口座から引き落としになるように変更するから」などと言ったりして、甘い言葉でクレジットカードを借ります。こうしてその間にクレジットカードの番号や個人情報を抜き取って、後日勝手に使用されてしまうのです。
被害者のほとんどが、クレジットカードを悪用される危険性を知らない無防備な女性たちです。クレジットカードは不用意に相手に渡さないようにしてください。身に覚えのない買い物をされて請求が高額になっていたり、知らないうちに事件に巻き込まれていたりと、気付いたときにはもう手遅れになっていることが多いです。
4、脅し詐欺
パパ活詐欺の中でも意外とだまされやすいのが、「脅し詐欺」です。この詐欺の手口は、突然パパの奥さんと名乗る人物が、「慰謝料を払わないと訴える」と脅されてしまうのです。
このケースで注意したいのは、パパとあなたに体の関係があり、本当に奥さんだった場合。そのまま訴えられて、裁判沙汰になることもあるので気をつけましょう。体の関係があると、それはパパ活ではなく不倫になってしまいます。
しかし、「実は奥さんではなく詐欺の協力者だった」という手口の詐欺が発生しています。奥さんの剣幕に怖くなったり、裁判になってしまったりするのを恐れて、詐欺師に思わず慰謝料を支払ってしまうのは、避けたいところです。
5、振り込んだ詐欺
意外と巧妙な手口は「振り込んだ詐欺」です。これはお手当として、数十万円振り込んだからと証拠として口座を見せられ、安心させられます。その後、体の関係を持ちかけられ、「高額のお手当を振り込んでもらったから、まあいいか」と体を許してしまうパパ活女子が多くいます。しかし、翌日確認したら口座にお金がまったく入金されておらず、パパも消えてそのままやり逃げされるという手口の詐欺です。
証拠として見せられた振込履歴が偽造されたものなのか、振り込みを取り消したのかはわかりませんが、パパ活ではこのような巧妙な手口の詐欺も発生しています。
パパ活で詐欺を働く人の特徴
詐欺の手口をご紹介しましたが、すべてのパパが詐欺をするわけではありません。もちろん善良なパパがほとんどで、このような詐欺をする人は一握りです。詐欺の手口は分かっても、詐欺を仕掛けてくる人物が見分けられないと、対処できませんよね。続いては、詐欺を働く人の特徴をご紹介しましょう。
相手を選ばないパパ
パパ活で疑わしいのは「相手を選ばないパパ」です。パパ活とは体の関係なしにお金を支援してくれます。パパ活女子がパパを見極めるのと同じで、デートや食事だけでお小遣いをあげる相手は、パパも支援するだけの価値がある女性なのか、じっくり見極めるはず。相手は誰でも良く、「とりあえず会おう!」というパパには要注意です。
あまりに好条件すぎる契約をするパパ
初回の顔合わせで、かなり高額なお手当を提示し、好条件すぎる契約を持ちかけるパパも疑った方が良いでしょう。その後トラブルになり、事件に発展する可能性もあります。うまい話には裏があることが多いので、しっかり見極めましょう!
富裕層っぽくない言動が目立つパパ
パパとのデートのときには、立ち居振る舞いもチェックしましょう。パパは、お金に余裕のある方が多いので、明らかに富裕層っぽくない言動や持ち物、待ち合わせ場所が目立つようなら怪しいと疑った方がいいかもしれません。
ただし、反対に富裕層を意識しすぎているのも怪しいです。やけにお金持ちであることをチラつかせたり、お金持ち自慢をすぎたりするのは、お金持ちのイメージを前面に出して富豪っぽく装っている詐欺師の可能性もあります。トーク内容が下品な人や、あまりにもおかしい言動を繰り返す人は、よく観察して判断してください。
パパ活詐欺を回避する方法
パパ活詐欺を回避するためには、できるだけパパが有料会員のパパ活専用出会い系サイト・アプリを使用するのがおすすめです。また、パパ活詐欺にあわないようにするために、回避する方法をご紹介します。対処法としては以下の方法を参考にして、相手を見極めて切り抜けましょう。
待ち合わせ場所で見極める
ファミレスやコーヒーショップをデートの場所として指定された場合は、注意しましょう。長居しやすいため、詐欺を行うのに格好の場所なのです。また、ファミレスやコーヒーショップのチェーン店などは、お金に余裕のある富裕層のパパは、デートの場所としてあまり使わないので、待ち合わせ場所として指定された場合は、疑ったほうがいいかもしれません。
身につけているもので見極める
詐欺かどうかを見極めるのに、身に付けているものを見極めるのは重要なポイントです。一見ブランドの服装に包まれていても、安ものの財布、くたびれた靴、傷が入ったカバンには要注意です。
お金に余裕のあるパパは、もっと上等なものを身に付けます。あきらかにくたびれた古いものを身に付けていたり、無理したような格好をしていたりした場合は、詐欺パパの可能性が高くなるので、怪しいと思ったら回避するようにしましょう。
パパの様子で見極める
詐欺行為に慣れ切った詐欺パパも一定数いるので、全員がそうとは言い切れませんが、終始そわそわしているパパにも注意が必要です。悪いこともしていないのに目線がうろうろしたり、常に貧乏ゆすりをしたりしている人にも気を付けましょう。反対に、あなたに対して上から目線すぎるパパも、お金持ちを意識しすぎている詐欺パパの特徴ともいえます。上から目線なパパは詐欺師ではないパパだったとしても、その後ストーカー化したりお手当をもらえなくなってしまったりする可能性が高いので、扱いづらいので避けた方がいいでしょう。
詐欺の被害者になった場合の対策法
回避するにも既に遅く、もう詐欺の被害にあってしまっていたならあなたはどうしますか?自分がパパ活をしていたという後ろめたさから、被害届を出すのをためらってしまう方もいますよね。最後に、パパ活で詐欺の被害者になってしまったときの対策法をご紹介します。
パパ活詐欺の相談で警察にいくべき?
もし、パパ活詐欺の被害にあってしまった場合、警察署へ相談に行くべきなのでしょうか。これに関してはなんとも回答しづらいです。デートや食事だけの関係で、パパからお金をもらうだけであれば大きな問題はないので、相当の被害がある場合は警察に行って被害届を出すことも考えた方がいいでしょう。
しかし、それはパパとの体の関係がなかった場合に限られ、不特定多数のパパと体の関係ありでお金をもらう行為はパパ活ではなく、売春や不倫と受け取られます。捕まるわけではありませんが、注意されますし、民法90条により、売春をしていた場合のトラブルはあなたも悪いとされ、なかなか解決しにくいのです。
パパ活によるトラブルは、あなたにも問題があるとみなされ、警察に行っても解決できず、無駄足に終わってしまうことがあります。これらを防ぐ方法は、体の関係のあるパパ活をしないこと。体の関係があると、詐欺にあったときに動きづらくなってしまうのです。
パパがクレジットカードの情報を盗むクレカ詐欺や金銭を盗む窃盗を働いたときには、もちろん警察で対応してもらえますが、パパが食事代を支払わなかったり、デートしたのにお手当をくれなかったりした場合では、対応してくれることはほとんどありません。パパ活詐欺は立証が難しく、警察に行っても、思うように動いてはくれない可能性が高いので注意が必要です。
18歳未満で体の関係を持ってしまうと補導の対象になってしまうので、未成年の方は警察に行く前に、保護者の方に相談してみることから始めましょう。
親や警察が駄目なら弁護士へ
どうしても親や警察に相談できないと場合は、弁護士に相談してみてはいかがでしょうか。パパ活で被害者になった場合は、弁護士が強い味方になってくれます。法律相談所のサイトの中には、弁護士への相談サービスを無料で行ってくれる事務所もあるので、そこで一度相談してみてはいかがでしょうか。無料で返事をもらえるので、かなり役に立つことでしょう。
警察が対応してくれるのは、パパが窃盗やクレカ詐欺を行ったとき、ストーカー被害や脅されているときなど、刑事事件に問える犯罪を行っているときのみです。また警察沙汰にするのは嫌で、できれば警察を挟まずに事件を解決したいという方もいますよね?そんな方は、弁護士に相談してみてください。
周りに広まって大事になることを避けられ、一般人が分からないような法律のことも熟知しているので、安心して相談して今後のことをアドバイスしてもらうことができるでしょう。パパ活に関するあらゆるトラブルへの疑問にもしっかり応えてくれるので、安心です!
弁護士に相談すれば、パパに脅されたり、揺すられたりするようなトラブルに巻き込まれたりしたときも、きちんと対処にあたってくれます。親や警察に相談できないことは、弁護士さんに相談いたしましょう。こうして、現状の問題を解決するようにしてください!
まとめ:パパ活詐欺には要注意!
パパ活で詐欺にあうと「なんでわたしが……」となり、ダメージの大きい問題ですよね。時には相当額をだまし取られている被害者もいるので、十分に注意してほしい問題です。
もしパパ活のことを誰にも話せず、頼れる相手がいないのであれば、法律相談所で弁護士などを頼ってください。そこでなら事件のあらましを話すことができ、少しはすっきりできるのではないでしょうか。確かにパパ活はお手軽に稼げて魅力的ですが、このような危険にも遭遇する可能性があります。酷い被害を受けた方はしっかり頼れる周囲の人に相談し、必要とあれば警察に行き、助けを借りながら、事件を解決してくださいね。