短期間で高収入を得たい女性にとって、ナイトワークは魅力的な響きのある言葉です。しかし、未経験の方がナイトワークで働くとなると、不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
ナイトワークにはさまざまな職種があります。各職種の仕事内容がわかりづらいことが、ナイトワークの仕事を躊躇する一因でしょう。
今回は、ナイトワークが未経験の女性に向けて、ナイトワークの種類や仕事内容、メリット・デメリットについて解説します。
目次
1.ナイトワークの種類別にメリット・デメリットを比較!
ナイトワークとは、主に夜にお酒を提供してお客様(主に男性客)の相手をする職業を指します。どの仕事も、基本的にはお客様との会話や一緒にお酒を飲むことに大きな違いはありません。
しかし、女の子の服装やお客様の客層、お客様との距離感などの違いによって、お店の種類は異なります。
ここでは、ナイトワークの仕事内容や、メリット・デメリットを種類別に紹介します。
1-1.キャバクラ
仕事内容は、お客様との会話やお酒をつくることです。キャバクラは一対一で接客するため、高級クラブは敷居が高いと感じる方でも始めやすいナイトワークといえるでしょう。
働き方は2種類あり、店舗に在籍する以外に派遣として働く方法もあります。
●平均時給 2,000円~4,000円
【メリット】
- ①高級クラブ、ニュークラブに次ぐ高時給
- ②お客様の指名変更が自由なため、短期間に指名を取って稼げる
- ③友達感覚で気軽に接客できる
基本的に高級店の客層は良質なため、マナーの悪いお客様が少ない点がメリットです。大衆店は若いお客様が多く、接客もラフなため気軽に働くことができます。
【デメリット】
- ①他のキャストにお客さんを取られる可能性がある
- ②低料金のお店は客層が良くないため、トラブルに巻き込まれやすい
- ③高級店は時給も高いが、衣装やヘアセット代もかかる
売り上げノルマのあるお店が多く、メールやLINEをしたり、同伴をしたりと、プライベートな時間でも営業する必要があります。
1-2.高級クラブ
仕事内容はキャバクラと似ていますが、一人のお客様を複数人で接客する他、報酬額が高い点が異なります。そのため、愛嬌や容姿だけでなく、教養・マナーなど求められる要素や条件が高いことが特徴です。
●平均時給 3,000円~5,000円
【メリット】
- ①ナイトワークの中で最高の報酬額
- ②客層がよく安心して働ける
- ③永久指名制度があるため、収入が安定している
優良店が多く、お客様は身元の確かな方がほとんどです。そのため、普段会えないような社会的地位の高い方と出会えることもあります。
【デメリット】
- ①マナーや礼儀作法・時事問題などを学ぶ必要がある
- ②他の女性のお客様を取ることはできない
- ③着物やドレスなど高価な衣装やヘアセット代がかかる
メールや同伴などの営業は必須な上、新聞を読んで時事ネタを勉強するなど自分磨きが必要です。
1-3.ニュークラブ
クラブと名前が付いていますが、位置づけとしては高級感のあるキャバクラです。そのため、仕事内容はほぼキャバクラと同じといえます。
報酬は、高級感のあるキャバクラということもあり、通常のキャバクラよりも高めに設定されています。
●平均時給 3,000円~4,000円
【メリット】
- ①高級クラブに次ぐ高い報酬額
- ②キャバクラより客層がよく安心して働ける
- ③お客様の指名変更が自由なため、短期間に指名を取って稼げる
高級クラブのママのような存在がないため、クラブより堅苦しくなく働きやすいことが特徴です。
【デメリット】
- ①他の女性にお客さんを取られる可能性がある
- ②まれにあまり客層が良くないためトラブルに巻き込まれることがある
- ③着物やドレスなど高価な衣装やヘアセット代がかかる
ニュークラブという名称はお店が自由に付けられるため、中にはあまり高級ではなく客層が良いとはいえないお店もあります。
1-4.ラウンジ
クラブとスナックの間のような形態のお店が多く見られます。
ママがいる場合、ママの裁量でシステムが大きく変わります。複数人で一人のお客様を接客するなど、仕事内容は高級クラブと似ています。報酬はキャバクラとほぼ同じです。
●平均時給 2,000円~4,000円
【メリット】
- ①キャバクラとほぼ同じレベルの高い報酬額
- ②高級店の場合、客層がよく安心して働ける
- ③同伴やアフターが強制されないお店が多い
高級店から大衆店まで幅広く、高級店は客層が良いことがほとんどです。複数人で接客するため、接客しやすい傾向にあります。
【デメリット】
- ①同伴やアフターをしないため、お金を稼ぎづらい
- ②アットホームさに欠ける
- ③着物やドレスなど高価な衣装やヘアセット代がかかる
クラブとスナックとの中間のようなスタイルです。スナックほどアットホームではないため、雰囲気になじめない方もいるでしょう。
1-5.スナック
スナックは、他のナイトワークとは決定的に違う点が二つあります。一つは深夜営業が可能なことです。もう一つは、接客は不可であるため、カウンター越しの接客となることです。
スナックでは、幅広い年齢層の女性が働いているため、年齢を気にすることなく始めることができます。
●平均時給 1,500円~3,000円
【メリット】
- ①お客様に触られることがない
- ②服装やヘアセットにあまりお金をかけなくてもよい
- ③同伴やアフターが強制されないお店がほとんど
お客様は常連さんが多く、ママと少人数のキャストでアットホームな雰囲気の中で働けることがスナックのメリットです。
【デメリット】
- ①ナイトワークの中では低い報酬額
- ②フリータイム制のためお客様に時間制限がない
- ③ママやお客様との相性が良くないと働きづらい
営業はあまり必要ありませんが、苦手なタイプのお客様を接客する場合、非常に辛いシステムといえます。
1-6.ガールズバー
スナックと同じく深夜営業が可能で、カウンター越しの接客となります。若い女性が多く、カジュアルな雰囲気のお店であることがほとんどです。
時給は低めですが、ノルマや営業はほとんどありません。シフトの自由度も高く、アルバイト感覚で働けるため、初めてのナイトワークとしておすすめです。
●平均時給 1,500円~3,000円
【メリット】
- ①お客様に触られることがない
- ②ノルマがなくお客様とも程よい距離感で接客できる
- ③服装やヘアセットにあまりお金をかけなくてもよい
客引きやビラ配りなどをすることはありますが、売上ノルマが少なく、アフターなどを禁止しているお店も多いため、勤務時間外の生活に支障が少ないことがメリットです。
【デメリット】
- ①ナイトワークの中では低い報酬額
- ②フリータイム制のためお客様に時間制限がない
- ③バックなし、アフター禁止のお店ではあまり稼げない
売り上げのプレッシャーをかけられることもありますが、バックがなく稼ぐことが難しい点がガールズバーの大きなデメリットといえます。
2.ナイトワーク以外にも高収入を得られる仕事がある!
ナイトワークの仕事は高収入を得ることができますが、収入なりの大変さがあります。また、いわゆる水商売に対して、どうしても抵抗感や苦手意識がある方もいるでしょう。
そのような方におすすめの仕事が「チャットレディ」です。チャットレディは、ネットを通じて男性とお話するだけで高収入が得られます。もちろん、男性に直接会う必要がないため、触れられることもありません。スマホがあれば自宅で仕事ができるため、ナイトワークが未経験の方でも気軽に始めることができます。
まとめ
今回は、ナイトワークが未経験の方に向けて、ナイトワークの仕事内容やメリット・デメリットを種類別に紹介しました。
高級クラブは、報酬は最高額です。しかし、求められる要素が高く経費も嵩むため、未経験の女性にとっては敷居が高いといえるでしょう。キャバクラやラウンジなどは、報酬も高く高級クラブに比べると未経験でも始めやすい仕事といえますが、営業活動やノルマを達成することは容易ではありません。この他、ガールズバーやスナックは気軽に始められますが、収入はそこまで高くはなく、どの仕事も一長一短であるといえます。
ナイトワークにはどうしても抵抗があるという方は、男性と会わずに仕事ができるチャットレディもおすすめです。今回の記事を参考に、自分に合った仕事を見つけてどんどん稼ぎましょう。