さまざまなキャバクラのなかでも、最近注目されている業態が昼キャバです。昼キャバは営業時間が早いため、学生や主婦を中心に昼キャバで働く女性が増えています。昼キャバならではのメリットがある一方、デメリットがあることも事実です。
そこで本記事では、昼キャバで働くメリットとデメリットを解説します。夜キャバで働く場合とどのような違いがあるのかも比較しているため、昼キャバに興味のある女性はぜひご一読ください。
目次
1.昼キャバとは?夜キャバと違いはあるの?
昼キャバとは、日中に営業しているキャバクラのことです。
昼キャバの仕事内容は夜キャバと変わりませんが、客層・キャスト層に大きな違いがあります。
◆客層の違い
昼キャバは営業時間が日中のため、昼間の時間帯を休みとする人が訪れます。
一般的な昼キャバの客層は下記の通りです。
- ・夜キャバの経営者やボーイ、ホストといった同業者
- ・工場や飲食店、コンビニエンスストアなどの夜間シフトで働く人
- ・経済的に余裕のある高齢者
昼キャバの客層は水商売の関係者のほか、高齢者の人も増加中です。一方、夜キャバの主な客層は、会社員や公務員など、日中に仕事をしている人が多くなっています。
◆キャスト層の違い
昼キャバで働いているキャストは、夜の時間帯に出勤しづらい学生や主婦、シングルマザーが多い傾向にあります。大学生のなかには、水商売で働いていることを知られたくない人もいるでしょう。昼キャバなら夜に出勤する必要がなく、友人や家族にバレるリスクを軽減することができます。また、昼キャバはシフトの自由度が高いため、家事と仕事の両立が必要な主婦やシングルマザーでも働きやすい環境となっています。
一方、夜キャバのキャストは水商売を専業とする女性がほとんどです。お店側もレギュラーとして出勤できる女性を求めている傾向があります。
◆服装の違い
昼キャバでは、ラフな服装で出勤する女性が多数です。
夜キャバに出勤する女性は、きらびやかで女性らしい服装の人が多くなります。
2.昼キャバで働くメリット
昼キャバは「昼に営業している」という営業形態から、多くのメリットがあります。
・生活リズムが崩れない
昼キャバの最大のメリットは、生活リズムを崩さずに働けることでしょう。「朝に起きて夜に就寝する」という一般的な生活リズムを保つことが可能です。夜キャバは深夜から朝方まで勤務することがあるため、体調を崩す女性も多く存在します。
・キャバクラで働いていることが知られにくい
昼キャバでは、会社員が働いている時間・大学生が授業を受けている時間に働くため、周囲にキャバクラで働いていることを知られにくくなります。両親や恋人などにキャバクラ勤務を知られたくない女性には、昼キャバの勤務時間は魅力的だと言えるでしょう。
・掛け持ちで他のバイトをしやすい
昼キャバは営業時間が早いため、他のバイトを掛け持ちしやすくなります。「日中は昼キャバで働き、夜からコンビニでバイトをする」という働き方を取り入れれば、効率的に稼ぐことができます。
3.昼キャバで働くデメリット
昼キャバにはたくさんのメリットがある一方、デメリットもあります。昼キャバで安心して働くために、デメリットについても知っておきましょう。
しかし「デメリットがある」といっても、デメリットによる負担を軽くする方法はあります。
ここからは、デメリットとともに対応策も紹介するため、昼キャバで働く際の参考にしてください。
3-1.指名が取りづらい
昼キャバのデメリットには「指名が取りづらい」ことが挙げられます。
昼キャバで指名が取りづらい理由
- ・夜キャバと比べると来店客数が少ない
- ・キャバクラに慣れている人が多く、簡単には指名が取れない
昼キャバは、夜キャバと比較すると来店客が少なくなります。また、昼キャバに来る客層はキャバクラの経営者やボーイが多く、キャバクラの内情に詳しいため、接客レベルが高くなければ簡単に指名は取れません。
指名の取りやすさは収入と直結します。昼キャバで勤務するお店を選ぶ際は、一般客が多い人気店や優良店、高級店を選びましょう。
昼キャバで高収入を得たいのなら、お店選びはとても重要です。ナイトワーク専門の求人サイトなどを上手に活用し、働くお店を慎重に選びましょう。
3-2.悪酔いしている人が多い
昼キャバで注意したいのは、三次会・四次会などで利用するお客さんもいることです。前日の夜から朝までお酒を飲み続けて昼キャバに来店するお客さんは、悪酔いしているケースが多くなります。
昼キャバに来るお客さんは、キャバクラに慣れていたり物静かな性格だったりする人がほとんどですが、なかには対応に困るほど悪酔いしている人も来店します。
あまりにもお客さんの振る舞いがひどい場合は、男性スタッフや店長にヘルプを出しましょう。また、非常時にお願いをしやすいように、普段から何気ない会話を交わすなど、お店のスタッフと信頼関係を築くことも大切です。
3-3.待機時間が長い地域・シーズンがある
昼キャバのお店のなかには、待機時間が長くなるお店があります。都心にある昼キャバであれば人通りが多く、来店するお客さんも増えます。しかし、地方や郊外のお店では「待機時間ばかり」ということもめずらしくありません。
また、観光シーズンは繁盛していても、シーズンが終わると閑散とすることがあるため、人気の観光地にある昼キャバも要注意です。
待機時間の長い地域・観光地の昼キャバで働くときは、人気店や優良店を選ぶと同時に「待機カット」の有無を確認しましょう。
待機カットとは?
- 待機時間の時給を支払わないこと
昼キャバで働くお店を選ぶ際は「待機カットなし」と求人情報に明記されているお店がおすすめです。求人サイトを見るときは、時給だけでなく、待機カットの有無にも着目してください。
3-4.夜キャバよりも時給が安い
昼キャバは、夜キャバよりも時給が安くなることがデメリットです。
昼キャバの平均時給 | 夜キャバの平均時給 |
1,500~2,500円 | 2,500~5,000円 |
昼キャバと夜キャバは、平均時給に大きな違いがあります。また、キャバ嬢の収入源となる指名料やドリンクバックも、夜キャバの方が獲得しやすいことが現状です。そのため、キャバ嬢として高収入を目指したい場合は、夜キャバが向いているかもしれません。
しかし、昼キャバの平均時給でも、一般的なアルバイトと比較すれば高水準です。昼の時間帯で稼ぎたいのであれば、昼キャバは候補に入れたい仕事と言えます。
また、昼キャバは夜キャバよりも自分のペースを保ちながら働くことができます。キャバクラ勤務が初めての女性にとって、仕事に慣れるためには昼キャバで働くことが適切だと言えるでしょう。夜キャバで働くためのステップアップとして、昼キャバを活用することも一つの手段です。
4.キャバ嬢が向いていないと感じる人は…
高収入を得られる昼キャバで働きたいと思っても、下記のように感じる人もいるでしょう。
- ・キャバ嬢は自分に向いていない
- ・水商売には抵抗がある
いくら高収入が得られるといっても、気の進まない仕事ではストレスが増えてしまいます。
お金を稼げる副業のなかでも「チャットレディ」はおすすめの業種です。
チャットレディは自由な時間に働くことができるだけでなく、男性と直接会わないため、仕事による負担は少ないと言えます。
「稼ぎたいけれどキャバ嬢は向いていない」と思っているなら、チャットレディを検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
昼キャバは、昼間に営業しているキャバクラです。生活リズムを維持しやすく、キャバクラで働いていることを周囲に知られるリスクが少ないため、学生や主婦、シングルマザーを中心に昼キャバで働く女性が増えています。
昼キャバはコンビニやレジのアルバイトと比べれば高い時給をもらえますが、夜キャバと比較すると時給が低くなるというデメリットもあります。キャバ嬢として働くことに抵抗がある場合は、より稼ぎやすいチャットレディという業種もあるため、自分に合う働き方を選びましょう。