イベントコンパニオンはさまざまなイベント会場で目にする機会がありますが、実際にどのような仕事をしているのか、よくわからない方も多いでしょう。他のコンパニオンとの違いがわかりにくく、混同してしまう方も少なくありません。
そこで今回は、イベントコンパニオンがどのような仕事をするのか、また混同されやすい他のコンパニオンとの違いについて解説します。イベントコンパニオンの評判と、世間でよく言われている噂の真偽についても解説するため、興味のある方は参考にしてください。
目次
1.イベントコンパニオンはどのような仕事?
まず前提として、イベントコンパニオンは衣装を綺麗に着飾ることやスタイルの良さが求められます。
そのうえで、イベントコンパニオンとして働きたいと思う場合は、イベントコンパニオンがどういった仕事をしているのか把握することが重要です。
ここでは、イベントコンパニオンが行う一般的な仕事内容と、混同されやすい他のコンパニオンとの違いについて解説します。
1-1.イベントコンパニオンの仕事内容
イベントコンパニオンの多くは、専門の派遣会社にスタッフ登録している女性です。主に商品の展示会や新作発表会などで出品物のアピールやサンプルの配布、展示物との写真撮影を行います。来場者名簿の管理や会場内の案内といった、企業ブースでの受付作業なども仕事の一つです。
パーティーでは会場の司会進行、給仕・接客をするなどの仕事を担うこともあります。また、イベントコンパニオンは仕事内容によって別の呼び方もあり、下記はその一例です。
- パーティコンパニオン
- レセプタント
- ナレーターコンパニオン
- レースクイーン
- キャンペーンガール
開催されるイベントなどによって仕事内容や勤務地は異なりますが、基本的にイベントコンパニオンは、依頼先の「企業の顔」として活躍することが求められます。
1-2.イベントコンパニオンと他のコンパニオンとの違い
イベントコンパニオン以外にも、コンパニオンの職は存在します。コンパニオンによってそれぞれ仕事の内容や評判は異なるため、求人に応募するときは間違えないように注意しましょう。以下は、コンパニオンの主な種類と仕事内容です。
普通コンパニオン(ノーマルコンパニオン) |
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コスチュームコンパニオン |
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お色気コンパニオン |
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2.イベントコンパニオンの良い評判&悪い評判
他の職業と同じように、イベントコンパニオンにも良い評判と悪い評判の両方があります。ここでは、良い評判と悪い評判の口コミを、それぞれ3つずつ紹介します。
実際の仕事内容や働くことによるメリットもわかるものとなっているため、興味のある方は参考にしてください。
2-1.イベントコンパニオンの良い口コミ
イベントコンパニオンに対する良い口コミ情報を3つ紹介します。
20代・ねこ好きさん・専門学校生
研修がしっかりしていたので、初めから戸惑うことなくお仕事できました。上手なメイクの仕方も覚えられたし、姿勢も良くなったみたいで、周りから綺麗になったって褒められたのが嬉しい!コミュ力や度胸も付いたので、友達も増えました。
20代・海外勤務希望さん・大学生
現在外国語を勉強していることもあり、語学力が必要になる会場には積極的に派遣してもらえるようにお願いしています。実際に会話しながら留学費用を貯めることができ、やりがいも感じることができるので、私にはちょうど良いアルバイトです。
30代・まだまだいけるさん・派遣業
仕事柄ある程度整った外見が求められるので、常に美意識は高く持つようにしています。短時間でそれなりの金額が手に入るので、残った時間を自分磨きに費やせるのが良いですね。もちろんジム通いは続けていますし、コスメだってちょっと良いものを使えてます。
2-2.イベントコンパニオンの悪い口コミ
イベントコンパニオンに対する悪い口コミ情報を3つ紹介します。
20代・アイス大好きさん・フリーター
始めたばかりのころは覚えることもいっぱいあったし、次々来るお客様相手に笑顔を絶やさずに会話するのが大変です。ただ、続けているうちにだいぶ慣れて、そこそこ話せるようになりました。元々人見知りの人は、ある程度の覚悟が必要かな、と思います。
30代・卒業を考え中さん・主婦
一応、お肌の手入れや体型維持もかなり気を使っていますが、30歳を超えてからは呼ばれにくくなりました。やっぱり若い子のほうが良いのかなぁとは思うけど、声を掛けてもらえるうちは続けたいですよね。ただ、立ちっぱなしは体力的にキツクなってきた気も……。
20代・アルハラ反対さん・大学生
お酒が出るようなパーティー会場なんかだと、酔っ払いに絡まれることがあります。私自身お酒が好きじゃないので、結構苦痛に感じることも……。多少はあしらい方も身に付いたとは思うけど、今はお酒の出るイベントを避けています。
3.イベントコンパニオンの噂まとめ
イベントコンパニオンの仕事にはさまざまな種類があるため、それぞれの現場によって受ける待遇や与える印象が異なります。そのため、さまざまな噂も飛び交うこととなり、どの話を信じていいかわからないことも珍しくありません。
ここでは、イベントコンパニオンにまつわる3つの代表的な噂について、それぞれ解説します。
3-1.衣装は露出が多い?
イベントコンパニオンの衣装は、イベントの内容や紹介する商品によって異なります。会場によってはTシャツやスーツ、ドレスなどの場合もありますが、露出度の高い衣装を求められる現場のほうが多いでしょう。
大勢の方にじろじろと見られたり、写真を撮られたりすることが苦痛に感じるようであれば、ファミリー層向けなどの案件を選ぶことで回避できる可能性もあります。
また、事前に衣装の詳細が記載されていることも多く、露出の多い衣装=性的な衣装とも限らないため、案件を選ぶ際にはしっかり確認しましょう。
3-2.将来は芸能界に入れる?
イベントコンパニオンとして働いた場合でも、必ず芸能界に入れるわけではありません。仕事中に運良くスカウトされて芸能界に入った例も存在しますが、非常に珍しい例といえます。
イベントコンパニオンの経験があるモデルやアイドルの多くは、すでにマスコミ関係の事務所に所属したうえでコンパニオンとして派遣されることがほとんどです。
ただし、現在ではSNSの発達により、スカウトや芸能事務所経由ではなく一般で高い注目を集めてから芸能界に入る例も存在します。もし、イベントコンパニオンの仕事中に多くの人気を得られれば、それを足掛かりに芸能界への道を開くことも可能です。
3-3.時給が高くて稼ぎやすい?
イベントコンパニオンの時給は1,900~2,500円程度、案件によっては時給が3,000円以上の場合もあり、日給では1~2万円程度が相場です。また、勤務時間にも幅があり、フルタイムの仕事だけでなく、数時間程度で終わる仕事もあります。
スケジュールが組みやすいうえに、交通費支給や食事提供がされるなど待遇面でも恵まれている場合がほとんどです。一般的なアルバイトに比べて、短時間でも稼ぎやすい仕事といえます。
4.高収入がゲットできる「チャットレディ」もおすすめ!
高収入を手に入れたい一方で、イベントコンパニオンのように目立ちたくないという方には、「チャットレディ」という選択肢もあります。
時給はイベントコンパニオンと大差がなく、ルックスや年齢といった条件もありません。また、自分の好きな時間を選んで働くことや、チャット相手を選ぶことも可能です。自宅で働くこともできますが、一通りの部屋や機材がそろっている事務所であれば、すぐに仕事を開始できます。
サポート体制や福利厚生がしっかりしている事務所や、体験入店ができる店舗もあるため、興味がある方はチャットレディも視野に入れることをおすすめします。
まとめ
ここまで、イベントコンパニオンがどのような仕事をするのか、また混同されやすい他のコンパニオンとの違いについて解説しました。
イベントコンパニオンの仕事内容は多岐にわたります。人と話すことが好きな方や華やかな席が好きな方、大勢の人の視線を集めたい方にとっては、天職といえるでしょう。
半面、「あまり目立ちたくない」「露出の高い服装はしたくない」といった方には、小人数が相手でも同程度の時給が得られるチャットレディがおすすめです。比較検討をしたうえで、自分に合った仕事が選べるようにしてください。