ラウンジは、キャバクラ・スナック・クラブなどと並んで性的なサービスを提供しなくても高収入が得られる職業として人気を集めています。経験不問・未経験者歓迎など、素人でも働き始めすい高収入アルバイトです。

さらに、夜の仕事として敬遠されるイメージとは裏腹に、おしゃれで最新のブランド品も手に入るラウンジ嬢は若い女性の中で憧れの存在でもあります。

今回は、高収入を目的にラウンジ嬢に興味を持っている女性に向けて、最も気になるラウンジの給料システム・給料相場から、ラウンジで稼ぐために重要となるスキルなどの仕事情報をまとめて紹介します。「ラウンジでは具体的にどう働くの?」と疑問を持っている女性は、求人応募前に一読しておくことがおすすめです。

1.ラウンジの給料システムと相場

まずは、ラウンジの給料システムと給料相場についてご紹介します。

♦ラウンジの給料システム
ラウンジで働く場合、雇用契約を結ぶこともありますが、多くが個人事業主として業務委託契約となります。雇用契約と業務委託の違いは、雇用契約ではお給料が発生しますが、業務委託契約では報酬が支払われます。業務委託契約では、お店も女性は対等の関係で契約が結ばれますが、雇用契約のように労働基準法の対象者とならないため、福利厚生は要確認です

ただし、業務委託契約を結んでいても、実質的にお店の労働者として認められる場合があります。労働に対する対価として賃金が発生すること、お店の指示の元働くことなど、契約形態に関わらず働いている実態から配慮されます。

雇用契約か業務委託契約であるのかについては、トラブルになった時に対応が変わるため入店時に必ず確認しましょう

何の契約形態であっても、ラウンジ嬢の多くは希望シフト制もしくはパート制、時給制もしくは日給制の給料システムとなっています。しかし、入れたボトルの本数・チャージ数・同半数・アフター数など、成果に応じて歩合が発生し、お給料に上乗せされます。場合によっては、完全歩合制のお店も存在します。

♦ラウンジの給料相場
給与相場は、時給2,000~4,000円です。金額に開きがある理由は、初心者〜中級者と経験に応じて、昇給の条件などが異なるためです。有名店の人気ラウンジ嬢になれれば、時給5,000〜8,000円も十分に期待できます。日給制であれば、10,000〜40,000円が平均となります。

ラウンジの料金体系はチャージ制が一般的ですが、会員制の高級路線を採用しているお店もあります。お店の方向性によってもラウンジ嬢のお給料が変わるため、事前に確認しておくことがおすすめです。

さらに、「同伴1本につき◯円」「1チャージにつき◯円」「ボトルの売り上げの◯%」など、”バック”と呼ばれる歩合報酬を多く獲得することで、さらに高収入をゲットできるチャンスがあります。バックが多く付けばそれだけ、月収・年収はアップします。

2.ラウンジの仕事内容

ラウンジ嬢は、「お客さんとの会話」がメインの仕事です。お客さんと話をしながら、お酒を作ったり、ライターでタバコに火をつけたりもしますが、いかに会話でお客さんを満足させられるか・楽しませられるのかがポイントとなります。

仕事内容は一見楽そうに見えますが、会話だけで人を楽しませることは、相手に合った話題や話し方を選び、その中で自分にしかできない接客の個性を出すことが重要です。

ここからは、ラウンジ仕事内容について、さらに詳しく掘り下げていきましょう。ラウンジと混同しがちな、キャバクラとの違いについても解説します。

2-1.ラウンジの営業時間

ラウンジの営業時間はお店によって異なりますが、17〜19時オープンの深夜0時閉店が一般です。夕方以降にオープンするため、Wワーク、主婦や大学生の勤務も可能です。

0時と聞くと「案外早い」と思う方もいらっしゃるでしょう。しかしこれは、風営法で定められた営業時間であり、0時を超えるとお客さんの横に座って接待する飲食店は営業することができません。

「深夜酒類提供飲食店営業の届出を出せば営業できるのでは?」と考える方もいるでしょうが、この深夜酒類提供飲食店営業の許可ではラウンジの売りである「接待行為」が禁止されています。0時以降も営業するラウンジは、法律違反をしている可能性もあるため注意が必要です。
ただし一部地域によっては、営業時間を延長しても良い地域があります。営業時間延長地域は、所管の警察署に問い合わせを行いましょう。

閉店は原則0時ですが、閉店後にアフターがあることもあり、終電後の帰宅の際はタクシーや送迎の手配、もしくは交通費支給があるお店も珍しくありません。もちろん、終電前に早上がりをさせてくれるお店もあります。

2-2.キャバクラと異なる部分

続いては、キャバクラとの違いについて仕事内容・給料相場・服装・客層・営業に関わる法律の5項を紹介します。

ただし、ラウンジとキャバクラにはっきりとした違いが定義づけられていないため、全てのお店に当てはまるわけではありません。さらに、同じラウンジ間・キャバクラ間でも、コンセプトやお店の方向性によっては全く違う雰囲気のお店となります。
違いの一例として確認してみましょう。

接客方法複数接客

  • ・1人のお客さんに複数のキャストが付く
  • ・永久指名制(担当制)がある
  • ・指名・担当制いずれもないこともある
ラウンジ
仕事内容
  • ・お客さんとの会話
  • ・お酒づくり
  • ・たばこの火つけ
料金体系 チャージ制(席代制)が多い
給与相場 時給2,000~4,000円
※プラスでインセンティブ
服装 高級感のあるドレス
キャスト・客層 キャスト:20代後半~と高め
客層:30代~と高め
営業に関わる法律
(営業許可)
風俗営業1号許可
キャバクラ
仕事内容
  • ・お客さんとの会話
  • ・お酒づくり
  • ・たばこの火つけ
料金体系 時間制が多い
給与相場 時給2,000~5,000円
※プラスでインセンティブ
接客方法 マンツーマン接客

  • ・1人のお客さんに1人のキャストが付く
  • ・指名制がある
服装 きらびやかなドレス
キャスト・客層 キャスト:20代と若い
客層:20~30代と若い
営業に関わる法律
(営業許可)
風俗営業1号許可

3.ラウンジのお仕事で重要となる2つのスキル

多くのラウンジには指名制がないため、キャバクラに多い「目当てのキャストと一緒にいたい」という男性よりも、「複数の女性と楽しく話したい・お酒を飲みたい」という男性が多く来店します。永久指名制がある場合は、同じお客さんは次回もずっと同じキャストが接客するため、リピートしてくれるかは自分次第となります。

いずれにしても、ラウンジで働く上で必ず覚えておきたい2つのスキルについて、注意点と習得するためのコツを確認しておきましょう。

3-1.会話などのコミュニケーション能力

ラウンジでの接客で重要なスキルの1つ目は、「コミュニケーション能力」です。

お客さんは、女性と話すことを目的に来店します。お客さんの年齢層が高いこともあり、社会的地位の高い男性も多く、より高度な会話の内容や上質な接客が求められます

ラウンジはキャバクラよりも高級志向のお店が多いため、社会情勢や経済ニュース、お客さんの職業や業界の最新情報などのネタも、ニュースや業界紙からしっかり仕入れておきましょう

3-2.お酒を作る際の手際

ラウンジに来店するお客さんの楽しみは、女性との会話とお酒です。そのため、「会話を楽しみながら美味しいお酒を手際よく作れるスキル」は、ラウンジでは欠かせません

ただしお酒をつくるスキルは、お店に入ってから学ぶことができます。ラウンジは、複数で接客することから、はじめのうちは先輩がお酒をつくるところをしっかり観察し、自分でもつくれるよう練習をしましょう

まとめ

今回はラウンジで働く女性に向けて、ラウンジの仕事を掘り下げて解説しました。ラウンジとキャバクラは似た風俗店ではありますが、少しずつその特徴は異なります。

年齢にもよりますが、自分に合ったお店に入店できるよう、体験入店や仮入店などで確認することをおすすめします。さらに、入店してからはコミュニケーション能力・お酒を作るスキルをしっかり学ばなければなりません。初心者の場合は、しっかり研修期間を設けてくれるお店を選びましょう。

一方で、高収入バイトはラウンジなどの風俗店で働く以外も存在します。安心して高収入を得られるチャットレディは、今多くの女性から注目されています。ラウンジ嬢は合わない、チャットレディを目指したいという女性は、「Alice」でチャットレディになってみましょう。

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