シングルマザーで子どもと一緒に生活を送るママの一日は、平日も休日も忙しいと思います。毎日の仕事だけにとどまらず。休日は子どもの世話をしてあげなければいけませんよね。
そこで、平日・休日でシングルマザーがどのような生活を送っているかを紹介していきます。併せて、タイムスケジュールから見える生活の時短テクニックも紹介していきますので、生活改善の参考にしてみてください。
目次
シングルマザーの平日の過ごし方
シングルマザーの平日は、家事から育児まで毎日がドタバタです。仕事に加え、子供の面倒を見る時間も割かなければいけないことから、毎朝の起きる時間から夜に寝る時間まで嵐のように去っていくでしょう。
平日の朝から寝るまでの間、シングルマザーがどのような生活を送っているのかを紹介していきます。
子どもが学校または保育園に行く
シングルマザーの朝は早く起きることからスタートします。子どもが通学・通園している保育園・学校によって違いますが、毎朝お弁当が必要な場合には、お弁当の準備に間に合うように朝早く起きなければいけないと思います。
フルタイムで働いているシングルマザーは、弁当を作る時間のために、出社時間よりも3時間ほど前に起きて、身支度から料理までをそつなくこなしていきます。スピードとやりくりが勝負になってくる時間帯のため、子どもが起きてくるまでの間は自分との戦いを強いられるのです。
子どもの面倒と家事を並行して行う
そして、朝子どもが起きてきてからも忙しくなります。子どもが起きてきてからは、子どもの朝食の準備や身支度も整えてあげなければなりません。料理・洗濯などの家事と並行しながら、朝ご飯を用意してあげたり着替えをさせてあげなければいけないため、自分の時間を後回しにして取り組むシングルマザーが多いようです。
出社時間前になり、子どもの身支度が終わった段階で自分の身支度を数分程度で終わらせていきます。
子どもの年齢によって手間も変わる
あっという間の朝のドタバタ劇ですが、平日には続いていくルーティーンになっているため、慣れていくと「どこをどうすれば時間短縮ができるか」といった工夫も見えてくるでしょう。子どもが登園または通学をした後に、シングルマザーは出社していきます。
子どもが小学校であれば、自分で通学をするため送迎の手間がかかりませんが、保育園などまだ未就学児の子どもがいる場合には、出社時間に間に合う時間帯に送迎をしなければなりません。
朝の時間を短縮しつつ、保育園の時間に間に合いながら、仕事をしなければならないのです。
出社から退社まで
子どもを送り出した後は、会社に出勤します。シングルマザーで働いているママにとって、コツは「できるだけ残業をしないこと」ではないかと思います。その理由としては「子どもの時間に間に合わないから」ということが挙げられるでしょう。毎日の仕事が長ければ長いほど残業代は給料に反映しますが、子どもの送り迎えが難しい状態はリスクを伴います。
このことから、シングルマザーで働いているママは、「その日の仕事を定時時間までに終わらせる」工夫を惜しまないようです。仮に残業をしなければいけない状況になったとしても、ある程度の残業時間を考慮した上で「ここまでの時間なら大丈夫」だと事前に計画を練っている人が多いように感じます。
子育てと両立をするために、日々の勤務時間や業務をしっかりとこなすことが求められるのではないでしょうか。
退社から就寝まで
仕事が終わり、帰宅してからもシングルマザーの生活はバタバタです。退社してからは、子どものお迎えにいかなければいけません。小学校の場合は学童保育、保育園の場合は保育園へ迎えに行き、そこで子どもがどんな生活をしていたか、先生からの連絡事項などをききます。
朝のお迎えよりも、帰りの方が施設の先生たちとのコミュニケーションを取りやすいこともあり、帰り時間にコンタクトを取るママが多いようです。
夕食の準備
その後、帰宅の岐路につきますが、帰宅後には夕食を作ることが待っています。その日によってスーパーの安売りにばらつきがあるため、帰宅の前にスーパーによって買い物をする人も多く、買い物をしたものから夕食の献立を決める人もいます。
家に帰ってからは子どもが学校や保育園で持ち帰ってきたものを把握し、洗い物などを分けながら家事をこなしていきます。朝と同様で、子どもの面倒を見ながら家事を両立しなければいけないのです。そして、夜だからこそ急いでいる理由は「子どもの就寝時間に間に合わせるように」するためと考えられます。
寝る時間のことを考えて行動する
成長期の子どもにとって、睡眠時間はとても大切なものとなるため、夜更かしをさせず、なるべく早い時間にねかせるために夕食からお風呂、寝る時間までを優先的にこなすのです。そして、子どもが寝た後に、片付いていない家事を片付けます。
子どもが寝てからは、残った家事などをこなす「自分の時間」になるので、シングルマザーが寝るまでの間にやっと一息つける時間がこの時間帯ではないかと思います。
シングルマザーの土日の過ごし方
平日のシングルマザーの生活はとても忙しい様子ばかりですが、忙しいのは平日だけではありません。土日も子供のために、家事から子育てまでを奮闘する生活を送らなければなりません。土日の休日に、どのような生活を送っているのかを紹介していきます。
起床時間からお昼まで
平日とは違い、休日になると起床時間に若干の変動があります。人によって違いがありますが、平日に起きなければいけない時間に無理に起きることはありません。
しかし、子どもにとっては「早起き」がとても大切。そのことから、休日でも独身の人のように「昼までねていた」なんてことは難しいのです。このことから、シングルマザーの休日も朝早く起きて、そこから子どもの朝ご飯を作ることから始めます。
平日よりは余裕がある
もちろん、家事も一緒に両立していきます。しかし、平日と違うことは時間にゆとりをもって生活ができることにあると思われるため、子どもをゆっくりと寝かせ、いつも慌ててこなしている家事をゆっくりとできるので、シングルマザーにとっても楽な時間を過ごせている瞬間ではないかと思います。
そして、子どもが起きてから朝食をとり、そこから平日にすることが難しいことをしていきます。例えばちょっと細かい場所の掃除や、服などの買い物などを休日でこなしていきます。休日も自分の時間を取りづらい傾向としては、平日では難しい「子どもに必要なもの」を買い出しに行ったりこなしていく時間に費やしてしまうことが考えられるでしょう。
朝は平日よりもゆったりとした時間を過ごせますが、過ごす時間の中でも子どもを優先的に考えるシングルマザーにとって自分の時間を作ることは難しいと考えられます。
お昼から夕方まで
シングルマザーのお昼は、平日とは違い子どもと過ごすため、昼食の用意も必要となってきます。休日は外で食べる人もいれば、家で食べる人などさまざまな過ごし方をしている人が多いと思います。家で食べるときには子どもの分の昼食を作ることにはげみ、外食であればお店に行きます。
また、休日を利用してレジャーに出た時には、朝にお弁当を作っておいて外で食べる人も多いようです。平日では難しいことの中には、子どもといっぱい遊ぶことが挙げられると感じます。そのため、休日を利用して、子どもとの時間を作ることで、子どもも楽しく過ごせるだけではなく、シングルマザーも日頃の疲れを癒す時間となるでしょう。
夕方から就寝まで
そして夕方になったときには、次の日が平日であれば子どもの用意を準備しておきます。休日の終幕を迎える時間帯となり、就寝時間までのんびりと過ごしたいと感じるママも多くいると思いますが、次の日が平日であれば、朝のドタバタを回避するためにもあらかじめ準備をしておかなければなりません。
子どもが小学校であれば宿題の有無や備品などの準備を、保育園であれば歯ブラシやコップなどの準備が必要です。休日でも次の日のために行わなければならないことが多く、また一人すべてをこなしていかなければならないため、子育てと両立することが大変なことが見受けられます。
また、ある程度の家事を終え、夕食を取り、お風呂に入って就寝をするまでは、平日とは違い子どもとゆったりとした時間を過ごせることも良い過ごし方でしょう。「明日は何をするの？」「今日は○○が楽しかった」など、子どもとコミュニケーションをとる時間も、休日にするシングルマザーが多いようです。
時短ができる家事のコツ
平日も休日もやることが多いシングルマザーにとって、「時短」をすることはとても大切なポイントでしょう。家事や子育てに対して、うまくこなしていくコツを知っていくことにより、毎日の生活をより良く過ごすことができると思います。
そこで、毎日の時間を少しでも楽に過ごしたいというシングルマザーにおすすめする「時短テクニック」の方法を紹介していきます。１つずつ取り入れることによって、家事のスピードが格段に上がるのでおすすすめです。
作り置きをしておく
毎日のお弁当を作ることや、料理の時間に追われているシングルマザーにおすすめの時短テクニックは「作り置き」をすることです。お弁当の場合でおすすめなのがおかずを事前に作っておくことですが、ただおかずを作っておくだけでは仕切りに入れる手間がかかるなどが予想されると思います。
ここでおすすめなのが、「仕切りにおかずを入れたまま冷凍をすること」です。お弁当のおかずを作ったら、仕切りケースに入れて常温に戻します。そこからふたがついているケースに仕切りを入れて、そのまま冷凍してください。お弁当を作る時に、おかずを解凍するだけで、すぐにお弁当の中に入れることができます。
先に切っておくだけでも時短に
また、料理の場合は献立によって作り置きが難しいものもありますよね。そのような場合におすすめなのが「必要な具材を切った状態で保存しておく」ことです。カレーなどの液体の料理であれば、作り置きをしておくことが可能ですが、おかずの一品ものであれば難しいでしょう。
これらの料理の手間を省くために、あらかじめ決めておいた献立に必要な具材を切ったまま、保存ケースに入れて冷蔵庫に眠らせておくと、家に帰ってきたときも朝に起きた時でも炒めたり煮たりすることからスタートできます。作り置きの方法を工夫していくことで、シングルマザーの忙しい毎日を短縮することが可能となるでしょう。
たまった家事は子どもが寝てからでOK
「毎日の家事が終わらない…」と、頭を抱えているシングルマザーの人におすすめした井ポイントは「すべての家事を子どもが寝ているときに終わらせることは難しい」と考えることです。たまった家事が終わらない理由は、子どもの面倒を見ている時間があったり、突然の予定などに対応するなどが考えられます。
そのため、家事をためることに悩んでいる人は、子どもが起きている間に家事をこなすことが難しいことに苦痛を強いられている可能性があります。しかし、家事を終わらせないとダメなんてことはないでしょう。
自分のスタイルに合わせよう
家事は子どもが寝てからでもできるものなので、子どもが起きている間にこなせなかったものは、子どもが寝てからこなすスケジュールを立ててみましょう。家事のスケジュールを見直してみて、時間にタイトな予定になっている可能性も考えられることから、自分の生活スタイルに合ったスケジュールを見直すことで、家事に対する時間を減らすことができると思います。
生活のスケジュールをチェックしておく
毎日が忙しいと感じるシングルマザーにおすすめなのが「１日のスケジュール」を立てておくことです。「ここはこれをする時間」「ここは余裕を持ちたい」などと、起きる時間から寝る時間までの予定を立てておくことで、今までにかかっていた時間を短縮する工夫が見つかる可能性があります。
スケジュールを立てると、突然の予定に対しても「今日はこの予定があるから大丈夫」と、事前に把握しておくことができるため、ある程度の見通しを立てながら生活を送ることができるでしょう。忙しい時間の中には、工夫をすることで短縮できる時間もあると考えられるため、毎日のスケジュールを見直すことで生活スタイルを改善する手立てが見つかるかもしれません。
まとめ：平日も休日もシングルマザーの生活は忙しい
シングルマザーは平日でも土日の休日でもやらなければいけないことが多いため、とても忙しい毎日を送っていると感じます。毎日の生活において、どの程度のやりくりが可能かを事前に把握しスケジューリングしておくことによって、生活スタイルを改善することが可能になると思います。
特別な方法などを使用せず、毎日の生活に工夫を足すことで、スムーズなシングルマザーの生活を送ることができるでしょう。
